シャイ、用心深い、ケチで楽天家…スペイン人のステレオタイプとは?
でスペインのいくつかの地方の人たちの”ステレオタイプ”について解説をさせていただきましたが,今回は続きで前回紹登場しなかった地方の”ステレオタイプ”です。今回は若干”スペイン通”向けではありますが、参考になれば幸いです^^
■ Los asturianos
自然が美しいことで知られるアストウリアの人々は“愛国心が強く”サッカー場、選挙とどこにでも青い背景に黄色の十字架の描かれたアストゥリアスの旗を持っていくそうです。また”シードルの名産地”としてしられていることもあり、お酒をよく飲み、牛乳は”Leche de Asturias(スペインの有名な牛乳メーカー)”の牛乳しか飲まないそう(これはこじつけかも知れませんが・・・)。語尾に”diminutivos”
(”in””ito/a”などの小さいものに対しての親しみを込めた愛称)をつける人が多いので、この言い回しをよく使う人はおそらく”アストゥリア地方出身”です。
■ Los arragoneses
マドリッドとバルセロナの間に位置するアラゴン地方。サラゴザのピラールの塔が有名です。この地方の人は、バイタリティにあふれ話声がおおきく(カタランの人たちも十分に大きいと思うのですが…^^;)物事をはっきりといいうダイナミックな性格だそうです。
■ Los casellano-Leonenses
サラマンカやバイアドリッドの位置するマドリッドから北東側にある”カスティージャレオン州”。まずこの地方の人たちはスペインの中で”もっとも正しいスペイン語”を話すとの認識があるようです。また寛容でうわさ好きでオシャレ好きな州民性があるそうです。
■ Los canarios
スペインよりもアフリカに近いカナリア諸島。本土とはまた違った文化を持つ土地ですが、カナリア諸島の人たちの時間の感覚は本土のひとたちよりさらにゆっくり、ゆっくりではなく”細部まで気を使っている”そうで^^;あるくときは建物を観察しながら、ご飯を食べるときは食べ物を詳細に味わいながら・・だそうです。また、もともと南米からの移民が多い土地で本土から離れていることもあり、カナリア出身の人たちはコロンビアとべネスエラ、キューバの3つを混ぜたような独特のアクセントで話します。
■ Los Navarros
牛追い祭り、サンフェルミンで有名なパンプローナのあるナバラの人たちは、”雑で乱暴”いいかえると”力ずよい力持ち”だというイメージ
を持たれているようです。また、サンフェルミンのおかげか”スペインで一番楽しいお祭りの開催の仕方をしっている人たち”とよいイメージ!?も。
個性豊か、でもどことなくやっぱりスペインらしい”州民性”。残りの州についてはまた別の記事で紹介させていただきます!
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