ほんの10年も前までは、日本はどちらかといえば
まだまだ珍しかったスペイン料理・・・。
昨今の”バルブーム”の御蔭もあり
日本でもおいしいスペイン料理を食べることができる場所が
増えてきているようでうれしい限りです。
スペイン料理の代表といえばパエリア!
1960年からパエリア発祥の地であるバレンシア最大の
お米の産地Sueca(スエカ)で行われている
パエリアコンテスト。
もともとは地元のイベントであったものが、
スペインの観光ブームとともに規模を拡大し
参加レストランは国内、そして1990年からは
国外のレストランも参加することに。
(ちなみに日本は1990年当初より参加しています)
各国のセミファイナルで選ばれた35のレストランのシェフが、
既定の材料を使って腕を振います。
↓本場のパエリアは思っているよりシンプル。
コンクールで使用された、パエリアのレシピはこちらです
(スペイン語のパエリアコンクールのサイトになります)
日本からはセミファイナルを勝ち抜いた3レストランが参加。
やはりなかなか本家の壁は厚く
今年、優勝したのはマドリッドのレストラン。
クエンカ出身のシェフ、フリアン・ガルシア氏がなんと2年連続で受賞。
今年は日本勢も大躍進!で
日本のから参加した北海道札幌の
Bar Espana
が、コンクールで高評価を得た
5つのレストランに与えられる
Accesoの賞を受賞。
来年は予選を通ることなくコンクールに参加できる
権利を得たので
日本から4つのレストランが参加できることになります。
考えてみると
日本の寿司コンテストに、
スペインのレストランが入賞するようなもの?!
なので、かなりの快挙!
来年は日本からの参加枠も増え、さらなる躍進が楽しみです!
この北海道のBar Espanaさんは
2年連続日本でのセミファイナル入賞とのこと。
食欲の秋!
本場のパエリアが食べたくなったらまずは北海道
という選択肢もありかもしれません(^_-)☆
↓スペインのラジオ”Cadena Ser”によるフリアン・ガルシア氏のインタビュー。
”パエリア”についてアツーく語っています。(コンクールに参加した日本チームのことについても少し感想を述べています_)
長めですが、スピードはゆっくり、とくにラジオパーソナリティ-の方のスペイン語はききとりやすいので
ぜひ、挑戦してみてくださいね。
http://cadenaser.com/emisora/2015/09/19/ser_toledo/1442653302_659726.html
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