スペインの都市の物価比較、どこが一番お得?

スペインの都市の物価比較、どこが一番お得?

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日本でも大都市圏と地方都市とでは物価に差があるように、スペインでも都市間での物価は、物によってはかなりちがってきます。
もちろん、”自分にとってくらしやすいかどうか?”が住む場所をきめる一番大きな指針にはなりますが、とくに留学先などの長期滞在先を決める際に、自分の希望する都市でくらすにはどれくらいの費用がかかるのか、の目安にするのにしっておくとよいかも知れません。

数値は2016年のものを参考にしています。
まず、物価を比較する前に、各都市の平均的な所得(世帯ごと)
トップ3は
1位 サンセバスチャン (30550ユーロ)
2位 ヴィトリア (28288ユーロ)
3位 ジローナ (20866ユーロ)

ワースト3位は
1位 コルドバ (19685ユーロ)
2位 ウエスカ (20915ユーロ)
3位 ウエルバ (20958ユーロ)

となっています。
ちなみにスペイン全体の平均は 24.368ユーロです。

また各都市の物価を総合的に平均した場合スペインでは一番物価が高いのが、ビトリア。サンセバスチャン、バルセロナ、マドリッド、ビルバオが続きます。
逆に最も安いのがサラマンカ、続いてアルバセテ、バダホス、ウエルバ、セビージャと続きます。

各項目ごとの物価を比較してみると
■ 家賃
アパートを借りるが一番高いのはバルセロナで15.3ユーロ/平方メートルです。続くのがマドリッドで12.3ユーロ/平方メートル、3位はサンセバスチャン(11.6ユーロ/平方メートル)。逆に一番安いのはルゴ (3.9ユーロ/平方メートル)、オレンセ(4.1ユーロ/平方メートル)
カセレス4,3 ユーロ/平方メートルと続きます。

■ 日用品
スペインの消費者生活センターの調査によれば、日常必需品を購入するのに一番高くつくのはスペイン北部の都市、バルセロナ、ジローナ、ビルバオ、サンセバスチャンなどのスペイン北部の都市で逆に安いのがコルドバ、ムルシアなどの南部の都市だそうです。

■ 交通手段
公共の交通手段の一回券が一番高いのはバルセロナ(2ユーロ)でセビリアの1.4ユーロが続きます。
ただ回数券を買った場合一番たかくなるのがマドリッド(1.83ユーロ)その次がジローナ(1.07ユーロ)バルセロナ(1ユーロ)と続きます。逆に安いのは、ルゴ, (0,45 ユーロ), ログローニョ (0,53 ユーロ) 、クエンカ (0,58 ユーロ)です。

タクシーは最も高いのはバルセロナ3キロの往復で14,82ユーロ、続くのがタラゴナ(13ユーロ)その次がソリアで11.05ユーロとなります。
逆にもっともやすいのがグランカナリアで同じ距離が5.8ユーロ、続いてバレンシアの6.02ユーロ、ハエンの7.45ユーロとなります。

■ 教育費
公立大学の費用も地域によって異なります。一番高いのはカタルーニャ州で平均の年間学費が 2.776 ユーロ次がマドリッドで2317ユーロ、続いてナバラの1948ユーロとなっています。逆に安いのはカナリア諸島の1004ユーロ、バスク地方の1.099ユーロ、ガリシアの1.248ユーロが続きます。

■ 映画料金
映画を見るのが最も高いのはバルセロナで平均8.6ユーロ、逆に一番安いのがアルメリア(4ユーロ)続いてサラマンカ(5.3ユーロ)です。

■ 外食
外食が一番高くつくのがイビザ平均59ユーロ、続いてサラゴザ(58ユーロ)、コルーニャ(57ユーロ)となっています。
逆に最も安いのがウエスカで平均35ユーロ、次にカセレス(39ユーロ)3番目がサンタクルスデテネリフェで40ユーロとなっています。

■ アルコール飲料
カクテルを2杯飲んだ場合…最も高いのがマドリッドで26ユーロ。次にパルマデマヨルカ(マヨルカ島)で22ユーロ、続いてイビザ、コルドバ(21ユーロ)となっています。
最も安いのが、たびたび登場しているウエスカで7.5ユーロ。次にルゴとログローニョが続き7.8ユーロとなります。

長期滞在の費用などを見積もる際にお役にたてば幸いです!

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