スペイン語”春”のボキャブラリー:スペインの春を飾るのは…

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今年は寒さが長引き、不安定な気候が続きましたがやっと少しづつ暖かさが本格的になりやっとスペインにも春が訪れてくれるようです。

スペインの気候はほとんどの地域が”地中海性気候”日本の気候ととてもよく似ているため、植物も日本で見かけるものと同じものをスペインでもかなりの頻度でみかけます。
春の訪れを告げる花たちも例外ではなく、実はスペインと日本の春にもいくつかの春の”共通花”があるようです。

カラフルなスペイン、春をさらにカラフルに盛り上げてくれるのはこんな花たちです。

Cerezo(桜)
日本の春の風物詩の桜。限られた地区のみになりますが、スペインでも桜を楽しむことができます。スペインで桜が咲き始めるのは例年3月の中旬から。有名なのはアンダルシア、ハエンのSierra Magina。日本のように街が満開の桜で埋め尽くされてピンク色になります。その他桜はタラゴナ、ブルゴスの一部の地区でも見ることができ、レオンでは八重桜が毎年春を飾ります。

Melocoton(桃)

鮮やかなピンク色の花を咲かせる”桃”の木。特にカタルーニャ地方で多く見られるようでカタルーニャ北部のレリダやBajo Segreは春になると桃の花を楽しむための”観賞ルート”が特別に設置されます。

Ciruelas(梅)
リオハ地方の”Valle de Nalda”には4月の第一週は”Dia de ciruelo(梅の日)”。満開の梅の花とともに春の訪れを祝います。
またアコルーニャ地方の”Pazo de Faramello”には40本の”ciruelo japonés”が植えられておりガリシアの中でも景勝の地として人気があります。

Almendro(アーモンド)
桜より少し早い時期(通常は2月の末から3月の上旬)に花が咲くアーモンド。薄いピンクの小さな花、見た目は桜にとてもよく似ています。
スペインとくに気候の暖かい地中海側では多く見られる木で、場所によっては”Fiesta de Almendoros”(アーモンドまつり)が大々的に行われます。日本でいうところの”お花見”のようなものなのでしょうか・・・。

Amapola (アマポーラ)
4月と5月の間太陽の光を浴びて育つアマポーラの花はスペイン全土で楽しむことができる花ですが、特に有名なのはトレドのモンタルバン城(Castillo de Montalban)を囲む一面のアマポーラの風景。まさに”スペインの春”を象徴するような風景、一度お目にかかってみたいものです。

flor del manzano (リンゴの花)
3月から5月の間に白いかわいらしい花を咲かせる”Los manzanos(リンゴの木)”。リンゴのお酒”シードル”の名産地であるアストゥリアス地方の春の風物詩です。リンゴの花の寿命は気候などにもよりますが、約15日間。この期間中アストゥリアスではシードルの製造過程の開始(シードルの素となるリンゴの花が咲いたので)を記念してさまざまなイベントが行われます。

花の開花に合わせてお祭りも各地で盛んにおこなわれるようで
場所や花が変われど、花とともにやってくる春の訪れを祝う気持ちは万国共通なのですね^^

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