”スペイン語の学習にもっと時間を割きたいけれどなかなか難しい”は多くの方が感じていらっしゃることだと思います。(特に年末年始は、仕事おさめや新年の準備などもあり余計にそう感じる時期かも知れません)。
また時間の余裕があっても、”早く効率よく”学習できるにこしたことはないです。
スペイン語とのお付き合いが長い方は”自分に適した学習法”をお持ちかもしれませんが、”自分にあった学習法”にめぐり合うのはそれ自体がなかなか試行錯誤の繰り返しだったりします。
スペイン語を長く続けているけれどいまいち上達しているように感じられない、という方に特に試していただきたいのが次の”脳の働きを活用した効果的な勉強方法”です。
■ 脳科学にもとづいて効率の良いスペイン語勉強方法を
米パデュー大学のカーピック博士の研究だ。より専門的に説明すれば「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への情報の定着がよい」ということになる。カーピック博士はよく練られた実験デザインを活用して、この面白い事実を発見した。実験内容は次の通りだ。
実験の詳細に興味がある方はこちらに元記事があります。
この実験の結果で理屈をあたまに叩き込むよりも理屈を実践に取り入れたテストを繰り返しやる方が効果がある”可能性が発見されました。
つまり”参考書を繰り返し丁寧に読むより、問題集を繰り返しやる方が効果的な学習が期待できる”ようです。
今までの学習方法がなんとなくあまり効果がでていない・・・そして普段あまり問題集を使って勉強をしていない場合は、
しばらくはアウトプットに徹する、”ひたすら問題集を解いてみる”。
”練習問題’に特化したスペイン語の参考書は残念ながらあまり日本では多く出版されていないのですが、
”圧倒的に問題数のおおい問題集”には以下のようなものがあるようです。ご参考にどうぞ^-^
文法の説明の後に練習問題があり回答もすぐに確認できるので、取り組みやすい一冊です。ただあくまで”文法書”ではなく”問題集”なのでまずはひととおり自分で勉強をしてから(あるいはレッスンで勉強してから)取り組むのが理想的といえます。
スペイン語習得の最難関である”動詞の活用”に特化した問題集。マスターするには十分な練習問題の量が掲載されているので繰り返し集中的にとりくめば、動詞の活用の習得ができるようになること間違いなしの一冊です。
2000問ととにかく問題稜が多く、文法項目が全体的に網羅されているので繰り返し問題をといていくことによって基礎的なスペイン語文法が身につけられるように構成されています。(意志の強い方はこれ一冊で独学でスペイン語文法はマスターできるかと思います。)
しっかり身につくスペイン語トレーニングブック(CDなしバージョン)
CDを聞きながら時進めていくタイプの問題集なので、同時にリスニング力も鍛えることができます。問題数も多く文法の説明も充実している初心者から中級レベルの方向けにぴったりな練習問題集です。
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