スペイン人がよく書き間違える5つの単語

スペイン人がよく書き間違える5つの単語

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母国語といえども”正しい綴り”は練習をしないと身につけることができません。
自動的に綴りを修正する機能のついたコンピューターやスマートフォンを日常的に使うようになったせいで、
”正しい綴り”を意識的に覚える機会が減り、
スペインの若者たちが実際に紙に書く際の綴り間違いがますます増えているそうです。

主な理由は”発音が同じあるいは非常に似ていること”

スペイン語を学んでいくうえで、中でも’書くこと”を身につける際の注意ポイントとなるかと思いますので
下記スペインの若者たちが”綴りをよく間違える単語”をまとめてみました。

1)«Haber» と «a ver»
発音が全く同じなこの二つの単語。ただそれぞれの単語の使われ方には共通点はありません。

«Haber»は“存在する、ある”という意味の動詞、3人称の”Hay”で用いられます。
«a ver»は、会話の途中に用いられる口語で、なにかを確認したいとき、あるいは質問をしたい意図をあらわすときに用いられるフレーズです。

2)«Hay»/ «ahí» /«¡ay!»
発音が非常に似ているこの3つの単語。«Hay»は前述の«Haber» の3人称単数現在形(ちなみに«Haber»には3人称単数しか存在しません。)
«ahí»は”ここに、ここへ”という意味の場所を意図する言葉。«¡ay!»は痛みや驚き、恐れ、ため息など色々な意図をもった感嘆詞です。

3)«Halla»/«haya»/«aya»/«allá»
この4つの単語もほとんど同じ音に聞こえます。
«Halla»は動詞hallarの3人称単数。動詞hallarは”encontrar(見つかる)”の同義語です。«haya»は動詞Haberの活用形(subjuntivo)。
«aya»はあまり日常で用いられる単語ではありませんが”子守をするためのお手伝いさん’という意味の単語だそうです。
そして«allá»は特定の位置を意図する単語です。

4)«Hecho» y «echo»
どちらも動詞の活用形なので、かなりの頻度で見受けられる間違いだそうです。
«Hecho»は動詞hacer(行う)の活用形のうちの一つ。«echo»は動詞echar(投げる)の活用のうちの一つです。
特にそれぞれの動詞を取り違えることは試験などにおいても文法上の減点の対象となるそうです。

5)«Valla», «vaya» y «baya»
発音の区別をつけがたいこの3つの単語
«Valla»は“さく・フェンス”の意味で、動詞Vallar(さくを立てる)から派生した言葉です。
«vaya»は動詞irから派生した口語、トーンによって意味合いが変わってきます。
«baya»は果物の一種です。

スペイン人ですらかなりの頻度で間違っているので、スペイン語学習者にとってはなおさら気をつけたいポイントですが、
”発音に惑わされず正しい綴りを覚えるコツ”はバルセロナ大学の応用スペイン語科の講師によれば
”たくさん文章を読み、疑問に思ったら辞書を確認し、自分の書いたものに何度も目を通す”ことだそうで・・・

学問に王道なし^^;
ということで練習あるのみです^^
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