スペイン人の好物?!”たまご”を使った表現

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スペイン人のソウルフードといえば”トルティーヤデパタタ”(スパニッシュオムレツ)”
そのほかにも卵をたっぷり使った自家製プリンはスペインの定番デザートですし、アンダルシアの代表的な一品
チョリソに目玉焼きを添えた”Huevos flamencas”やタパスには必ず登場する卵サラダの”Ensalada rusa”
ちなみにスーパーでも”目玉焼き味”のポテトチップスを見かけたりとスペイン人が卵好きなことは間違いないです(笑)

卵好きが高じてか否か、スペイン語のスラングにはやたらと卵が登場します。
あまりしょっちゅう使うと会話に品がなくなってしまいますが、
スペイン人の言っていることを理解するには必須の使える”卵”表現、こんな感じです。

■ Pesar un huevo
トルティーヤを作るために”卵を測る”のではなく…Pesar un huevo は”軽そうに見えたものが実際はずっしりと重かった”というちょっと大げさな言い方をするための表現です。
確かに”卵”そのものも小さいのに持ってみたらずっしりと重いので、そのことから生まれた表現だといえます。

■ pisar huevos
”Pisar”は踏みつける、という意味。卵をふみつけたら大変なことになりますが・・・この場合は卵を踏みつけているようにゆっくり歩いている(caminar demasiado lento)。
のろのろと歩いているという表現で、”Va pisando huevo”と動詞の”ir(行く)”と合わせて使われることが多いです。

■ cuesta un huevo
”卵の値段”と直訳すると???となってしまう表現ですが、”(あるものの値段が)とても高いこと(Muy caro/demasiado caro)”を意味します。

■ Tocarse los huevos
“Tocarse las narices”(はなにつく)”ponerse de los nervios” とほぼ同意義の表現です。”イライラさせられる”という意味です。

■ tener huevos
”ser valiente”勇気がある、という意味の言い回しです。少し品のない言い方ではあるので、あまり使用はおすすめしませんが^^;会話にはよく登場するので意味は覚えておくことをお勧めします。

■ estar /quedarse/ponerse a huevo
”ser facil”(簡単)と同義語で、課題や仕事などに対して用いられるときは”成し遂げることが簡単である”また支払い方法などに対して用いられるときは”支払いやすい方法である”という意味です。

組み合わせる言葉によって 重くなったり、邪魔にされたりあるいは勇気の象徴にされたり・・・ところころと意味が変わる”卵”ですが、それだけスペイン人の生活に深く結びついているからかもしれないですね。
”Huevo(卵)”の同じ単語を用いていてもそれぞれ全く違った意味でつかわれるのでひとつひとつ覚えるしかなさそうです…(苦笑)

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