コスパで選ぶスペイン語学習用グッズ

スペイン語を習得するためには当然のことながら”投資”が必要です。
”金銭と時間”余るほどあれば、苦労はなし、なのですが学習する立場としては”できるだけ時間も金銭的なコストも最小限で”が本音かと思います。
”スペイン語学習へ投資”の効率をよくするためのグッズ、”コスパ重視”で厳選してみました。

■ MP3

昨今はスマホやタブレットにいろいろな機能が付いているので、代用できないこともないのですが、スペイン語学習用に一台持っておくと学習速度のスピードアップに貢献してくれるのがMP3. 持ち歩いて隙間時間の学習用にぴったりです。
完全に”スペイン語学習専用”と決め、手持ちの音源をまとめて保存したり、録音機能も付いているので、気に入ったインターネットの音源を録音保存しリスニング用の教材にしたりも可能です。機能たっぷりでお値段も3000円前後のものが中心なので、もっておいて損はないです(万が一スペイン語学習をあきらめてしまった場合でも^^;ほかの言語用として使えます・・)

使用頻度 ★★★★★
値段 ★★★★★
使用期間の長さ ★★★★★

■ ブルートゥースイヤホン
”たかがイヤホン、されどイヤホン”。当然のことながら、高品質(=少しお値段が張ります・・・)のほうが音がクリアで発音の聞き取りもしやすいです。なので特に初心者の方はイヤホンはある程度のクオリティのものを購入なさることをお勧めします。また”ながら勉強”などをする場合は、長時間耳に着ける場合もあることも考慮し、”着け心地”も重要なポイントです。

マイク機能つきのものを購入すれば普段のレッスン用としても使えますし、奮発して高品質のものを購入しておけば末長ーく使えるので逆にコスパよし!です。
(とは言え、ある程度のクオリティのものは3000円台から購入できるようです…)

使用頻度 ★★★★★
値段 ★★★
使用期間の長さ ★★★★★

『まいにちスペイン語』テキスト

15分の短い語学番組ですが、毎日欠かさずやるとスペイン語力アップは間違いなし!初級・中級編に分かれていて、内容も楽しめるようなものになっており、テキストの解説もとても丁寧。
番組自体は無料で視聴できますし、テキストも数百円と、コスパ最強のスペイン語教材です。
テキストそのものは、番組が終了しても、文法書として活用できます。
スペイン語をやるか迷っていらっしゃる方は試してみる価値ありです

使用頻度 ★★★★
値段 ★★★★★
使用期間の長さ ★★★★

■ 動詞の活用ハンドブック

スペイン語学習には欠かせない一冊です。
動詞の活用に迷ったら、辞書代わりに確認する、を繰り返すことによって動詞の活用が身につきます。ネイティブも”九九”を覚えるように、この動詞の活用ハンドブックを使いながら動詞の活用を覚えるそうです。
私自身はスペイン留学中に、数百円で購入したものをずっと使用していました。

日本のアマゾンで購入できるものはこんな感じです。

■ Spanish Verbs (Barron’s Verb Series)
”英語⇔スペイン語”なので英語が得意な人向き、です。英語とスペイン語は似ている単語も多いので、英語がある程度できるのであればこちらをお勧めします。

Verbos Espanoles Conjugados
スペイン語のみバージョン。スペイン語のネイティブも使う”動詞の辞書”です。

■ スペイン語動詞変化表
昭和32年に出版された由緒あるスペイン語の動詞専門書。掲載されている動詞数が83と若干少なくはありますが、日本語なのはありがたい限り。
スペイン語のみの書籍だと少し不安、という方にお勧めです。

使用頻度 ★★★★
値段 ★★★
使用期間の長さ ★★★★

■ 文法書NHK出版 これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで
”文法の辞書”として幅広いレベルに使える一冊。とくに”文法の説明がないと気になって前に進めない”傾向がある方にお勧めです。
参考書としてはちょっとお値段がはりますが、たいていの文法の疑問はこの一冊が解決してくれるので価値ありです。

使用頻度 ★★★★
値段 ★★
使用期間の長さ ★★★★★

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

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youtubeで学ぶスペインのスペイン語

昨今、オフライン、オンラインスペイン語を学ぶためのいろいろな教材がありますが、(私がスペイン語を学んでいた時に比べると…当時はインターネットのコンテンツはスペイン語学習には使えるものはほとんどなかったのでうらやましい限りです。)その中でもおそらく、最もスペイン語を楽しく、効率よく学習できるのがYoutube,しかも無料なので活用しない手はないです。しばらく見ないうちに、youtubeのコンテンツのレベルがかなり上がっていたので驚きました。スペイン語を学ぶチャンネルはごまんとあるのですが、中でもおすすめはこちら!
”スペインのスペイン語”を学べる、それぞれのレベル向けのチャンネルをピックアップしてみました。

■ Tio Spanish

かわいらしい指人形の”Tio Spanish(スペイン語おじさん)”と一緒に学ぶスペイン語。”スペイン語おじさん”はゆっくりはっきりわかりやすいスペイン語で話してくれるので、入門レベルのかたや初心者やお子様にも。人形劇風のショートビデオで”ボキャブラリー””文法””会話に役立つ定番フレーズ””発音”、またスペイン文化にかんするビデオもあり内容も盛りだくさん。まさに”楽しみながらスペイン語が身につく”チャンネルです。

■ Video ELE

オリジナルのテキストとセットになっており、テキストを使ったレッスンに近いスタイルのビデオ教材です。レベルはA1からB2まであるのでそれぞれのレベルに合わせた学習ができます。
また練習問題も豊富なので、普段のレッスンの補助または独学に最適なビデオチャンネルです。

■ PROFEDELE

世界中でもっとも人気のあるスペイン語学習チャンネルのひとつ”Profedeele”。すべてのレベルに対応しており、ビデオの内容も”スペイン語学習”に関する様々なジャンルを網羅しています。また人気チャンネルだけありコンテンツの更新も頻繁に行われているので見るたびに新しい教材に出会えるのも学習者としてはうれしい限りです。

■ La página del español

比較的新しいチャンネルで、まだコンテンツは少なめですが初心者向けのエクササイズやボキャブラリーのビデオが充実しています。今後は初級以外のレベルのコンテンツも加わるようなので今後に期待です^^

■ FUNDÉU ESPAÑOL URGENTE

ネイティブ向けの”正しいスペイン語”に特化したビデオです。ビデオを制作しているFUNDÉU ESPAÑOLは、スペイン王立アカデミーと提携し”マスメディアにおける正しいスペイン語の使用”の普及を促進するための組織でもあります。ワンランク上のネイティブレベルの”正しいスペイン語”を目指す上級者向けのビデオチャンネルです。

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2019年”スペイン語始め”はこの一冊で!

年末年始のお休み、ご旅行をなさっているかた、里帰りやご自宅でゆっくりなさっている方・・とそれぞれお休みを満喫なさっているかと思います。
スペインには”年末年始のお休みがなく、1月2日よりすべてが通常通りなので、日本のお正月休みはうらやましい限りです。(とはいえスペインには”長すぎる夏休み”がありそっちのほうがずっと長かったりもするのですが^^;)

長いお休みを利用してご旅行中の方はさておき、お正月休みゆっくりなさったあとは”スペイン語始めもお忘れなく!”

休み明けの”スペイン語ウォームアップ”にはこちらをどうぞ!

■ スペイン語のしくみ《新版》

これまで学習してきたことを全体的に振り返りたい、あるいは本格的に始める前に大まかに”スペイン語”の仕組みを把握しておきたい、そんな時にぴったりの一冊です。
”スペイン語のしくみ”が体系的に説明されていて、読み物として読み通せるので、ある程度スペイン語学習をなさった方は”断片的”だったスペイン語の知識がパズルのピースがあてはまるように感じられるかと思います。また”しくみ”が理解できれば応用力アップにもつながるので、おすすめの一冊です。


■ CD付 聴ける!読める!書ける!話せる! スペイン語初歩の初歩

”超初心者向け”のスペイン語入門テキストです。誰にでもわかりやすいようにシンプルな構成なので”手っ取り早く”スペイン語をおさらいしたい人や、しばらくスペイン語をお休みしていた方にちょうどよい一冊。またスペイン語圏に旅行に行く際の最低限必須フレーズのおさらいにも使えます。休み中に”さくっと”仕上げられる一冊です。

■ 新版 スペイン語の入門《CD付》
これまでのスペイン語学習で”どうしても引っかかって前に進めない”文法事項を丸ごとおさらいできる一冊です。”複雑”といわれるスペイン語の文法が細かく解説されています。新年は
スペイン語の疑問を解決してから気持ちよく新年の”スペイン語学習始め”を。
(注意:ただ逆に、あまり細かい文法事項は気にせずに学習を進めることができる方には不向きかもしれません。)

■ スペイン語スピーキング CD付
スピーキングの練習に効果的な”シャドーイング”の方法を取り入れたテキスト。たとえ頭で文章を組み立てることはできても、実際口に出すのはなかなか…なのは、”口がスペイン語を話すこと”に慣れていないから。をスペイン語の”口慣らし”にはもってこいの、独学ではなかなか難しいスピーキングの練習に特化した参考書です。

■ スペイン語、もっと先へ!
”今年はスペイン語をがっつりやる”とやる気あふれた!?中級以上の方にお勧めの一冊です。普段使用しているテキストより”さらに一歩踏み込んだ”スペイン語の知識やスペイン語表現を学習することができます。また”第2部”のパートには練習問題として東京大学の入学試験が掲載されているのでスペイン語の細かく正確な知識を問われるDELEやスペイン語検定の対策としても役に立ちます。

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秋の夜長に楽しむスペイン映画

”秋の夜長”気温も下がり、日も短くなるので、外に出るのが若干億劫な気持ちになりますね。(私だけでしょうか・・・)
スペインは夏時間が終了してからすっかり日が短くなり、また昼間は太陽のおかげでぽかぽかしているのですが、日が沈むと一気に気温が下がるので夜は本当に外に出たくなくなります(笑)

そんな季節柄家にいながら温かいコタツでゆっくりスペインワインでも飲みながら楽しめるのが”映画”。
最近は家から一歩も出ずに(笑)インターネット経由で手軽にオンデマンドで鑑賞することもでき、
リスニングのために量をこなすのにもぴったりです(←なんでもスペイン語学習に無理やり結びつけています)

作品によってはスペイン語字幕を表示させることもできたり、聞き取れなかったシーンは再度見直したりと、
いろいろと”スペイン語学習”に役立つよう調整することもできます。

とはいえやっぱり映画自体が面白くないと…なので

これまでもいろいろなおすすめ作品を紹介させていただきましたが

フラメンコに魅了されること間違いなし!なスペイン映画5選

スペインに旅する前に見ておくべき映画5選

今回は比較的新しめのスペインのおすすめ映画を紹介させていただきますね。

■ しあわせな人生の選択
2016年度のゴヤ賞(スペインのアカデミー賞)5部門受賞作品。個人的には犬が重要な役どころを果たしているので強くお勧めの映画です(笑)監督・脚本を担当したセスク・ゲイが自分のは母親の闘病体験に基づいて作り上げたとのことで、作品を見ている側の感情の奥深くが揺さぶられる作品です。
ちなみに主演のリカルド・ダリンはアルゼンチン出身。それほど強くはないもののアルゼンチンアクセントが混じります。(作品でも”スペインで成功したアルゼンチン俳優”という設定です)上級者向けではありますが、独特なアクセントや単語遣いの違いにも注意してみてください。

■ J:ビヨンド・フラメンコ
フラメンコやスペインの伝統舞踊をテーマにした作品を多く手掛け、また数多くの国際的な映画賞を獲得してきたカルロス・サウラ監督による”フラメンコ”の集大作。
内容もさることながら、出演者が豪華。国民的なフラメンコダンサーのサラ・バラスをはじめとして、パコデルシアの後継者ともいわれるギタリストのカニサレス、などスペインの音楽とダンスを代表する一人者たちが一同に登場しています。

■ ジュリエッタ
スペインの巨匠 ペドロ・アルモドバル監督による2016年に発表された作品です。原作はノーベル文学賞受賞作家、アリス・マンローの作品、でマドリッドを舞台にストーリー展開や映像の美しさなどを含め”ザ・アルモドバル””ザ・スペイン映画”な作品です。

 しわ
スペイン発のアニメーションがなかなか海外に出ることはないのですが、数少ない作品の一つ、かつ教育番組の国際コンクール「日本賞」にてグランプリ受賞。スタジオジブリのお墨付きのアニメーション映画です。”老後””老い”をテーマにした作品、日本と同様の”高齢社会”であるスペインならではの視点から生まれた作品といえます。ストーリーも深く、おじいちゃんたちの話すスペイン語はゆっくりで聞き取りやすいです。

■ 笑う故郷
2017年ゴヤ賞の”外国語映画賞(スペイン語)受賞作品であり、アカデミー賞のアルゼンチン代表作品に選ばれた映画です。
多くの賞を受賞した作品だけあり、ストーリー展開がよく練られており楽しめます。スペイン語は、アルゼンチンなまり。普段聞きなれているスペインのスペイン語と比較するよいマテリアルになります^^

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読書の秋、スペイン語の読解力アップに挑戦

実は一番練習が手軽にできるのに、どうしても後回しになりがちな”読む”練習。
インターネットのおかげてスペインにいても、必要な情報は日本語でてにいれることができますし(グーグル翻訳様のおかげで・・^^;)
正直なところ*できなくてもなんとかなる”スキルではあったりします。(個人的には後回しにし続けて早15年…いまだにスペイン語で読むのは苦手です)
また”聞く”スキルと違ってかなり意識的に訓練しないと力が付いてこないのも、若干曲者。

ただ、話す、書く、聞くなどほかのスキルとの差が大きくなればなるほど、ますます”読む”練習に取り組むのがおっくうになってしまうので。
苦手意識を感じるならばなおさら、自分にあった教材を早めに見つけて少しづつ取り組んでいくことをお勧めいたします。
(でないと15年たってもスペイン語の新聞記事がちゃんと理解できない…なんてことに←それは私です^^;)

せっかく”読書の秋”ですし、読書リストに無理のないペースでスペイン語の本も取り入れてみてください!

日本人が知りたいスペイン人の当たり前 スペイン語リーディング
表紙にも”スペイン語で読む力をつけたい人に!”と大きく書かれているように、初心者向けの読み物です。ひとつひとつの記事が比較的短く対訳もとなりのページについているので
”スペイン語の最初の一冊”としても適しています。余力がある方は、それぞれのエピソードの最後にまとめられているキーワードを暗記するとボキャブラリーの増加にもなります。
”スペイン人によるスペイン文化の小噺”なので読み物としても興味深く、飽きずに読み進めることができるのもポイント高し!です。

■ 名作短編で学ぶスペイン語

スペイン語の簡単な文章はよめるようになってきたので、文学作品に挑戦してみたい!という方にお勧めです。
短編集なので一つ一つのストーリーを消化しやすいですし、ページごとに丁寧に文法の解説も添えられているので、読解力の訓練と同時に文法のブラッシュアップもできる優れた一冊です。

■ やさしいスペイン語で読む星の王子さま
サンテクジュぺりの不朽の名作を比較的難易度の低いスペイン語に翻訳、初心者にとって取り組みやすい一冊になっています。まずは一冊スペイン語で読み終え、自信をつけたい、そんなときにぴったりの一冊。

ちなみに”星の王子様”はほかにも翻訳本があり、

スペイン語で読む星の王子さま (IBC対訳ライブラリー)
こちらは対訳と音読の音声がMP3でついています。なのでリスニング教材として使用することもできます。

El principito (Spanish) (Harvest Book)
こちらは解釈も翻訳も全くついていない純粋な”スペイン語翻訳”本です。ただ原作も比較的文章のボリュームも多くなく、読みやすいので原作のファンなのでスペイン語に挑戦してみたい!という方はぜひ。

■ スペイン語で巡る京都
昨今、スペイン語圏からも日本を訪れる人が増えており、”通訳観光ガイド”の資格に興味を持たれる方も増えています。”通訳観光ガイド”を目指される方にはヒントがたくさんつまった一冊です。また自ら京都を訪れる際にもおともにすると、”これはスペイン語でこんな風にいうんだ”と、違った視点から見ることができ京都めぐりの楽しみも増えます^^

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夏休みボケ解消のためのスペイン語テキスト

8月ものこすところあと数日。
今週あたりから一気に長い夏休みを終えて帰ってきた人たちでにぎやかになり始めます。
(8月のバルセロナは一気に地元の人の人口密度が低くなるのです・・)

この時期ほとんどのスペイン人は”夏休みボケ”(長い休暇を取った挙句夏休みボケかい!とつっこみたくなりますが・・)

日本で普通に働いていらっしゃる方は”夏休みボケ”はないかもしれないですが、
夏休みで普段家にいない家族がいたり、長めの休暇をとったりでスペイン語の学習ペースを崩された方もいらっしゃるのでは
と思い、スペイン語の”夏休みボケ”解消、におすすめの本やテキストをまとめてみました。

キーワードは”モチベーション”と”手と口を動かす!”です。
9月になると暑さも和らぎ学習しやすくなるかと思いますので(笑)ウォームアップにご活用ください!

■ NHKテレビ 旅するスペイン語 2018年 9月号

この番組をみただけではスペイン語は話せるようになりませんが^^;
”スペインに行きたい!”という気持ちにさせてくれる語学番組です。
さすがNHKさんスペイン語学習のためのモチベーション維持の大切さをしっかり心得ていらっしゃいます(笑)

10月からは”後半”のエピソードが始まります。
9月は前半のエピソードの最終月。10月からスタートするエピソードを理解するために、おさらいの意味で見ておくといいかもしれません。

■ スペイン語の世界

スペイン語の成り立ちがつづられた読み物。読めばスペイン語が上達するわけではないのですが(苦笑)、”スペイン語”の世界の奥深い魅力が満載で、スペイン語を学ぶことへの興味をかきたててくれます。
スペイン語学習をちょっと挫折しそうになっている・・そんなときに読むと、あらためてスペイン語の魅力に気が付かせてくれる一冊です。

■ CD2枚付 改訂版 口が覚えるスペイン語 スピーキング体得トレーニング
ちょっとめずらしい”スピーキングを一人で練習できる参考書”です。日本語の例文をスペイン語に訳すというエクササイズが600問。文法書ではないので丁寧な文法の説明はされていせんが、”スペイン語を口に出すこと”に慣れるトレーニングやまた通訳を目指される方のトレーニングに適しています。

■ 極める! スペイン語の基本文法ドリル

文法事項を一通り網羅しているので、一冊仕上げると自分の文法の弱点を知ることができます。
今後の学習計画のポイントをつかむために役立つ一冊です。

■ 極める! スペイン語の動詞ドリル《CD付》
スペイン語の最難関の一つとされている”動詞の活用”。克服するにはひたすら練習する以外方法はありません。
”動詞”だけに特化したドリルで集中的に学ぶことによって、最難関の克服を可能にしてくれます。”動詞が苦手”と感じる方は参考書など読まず、ごちゃごちゃ考えずに
まずこのドリルをひたすら解いてみましょう

■ CD付きオールカラー 超入門! 書いて覚えるスペイン語ドリル

スペイン語からしばらく離れていた人や、またスペイン語を始めたばかりの人の”ウォームアップ”に適した参考書です。
オールカラーでとっつきやすく、また内容もわかりやすく書かれているのでスペイン語が身近に感じられます。
まずはこの一冊を終えてからレッスンに取り組むのもよいかもしれません。

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楽しくなければスペイン語じゃない!子供のためのスペイン語教材

語学の習得は早く始めれば始めるほど身につきやすいと、言われています。

確かに海外赴任などで親について行った子供たちが、親が苦労しているのを横目に現地の言葉をすらすら習得しているというのはよく見かけるので、小学校低学年やそれ以下の時期は頭が柔らかいのでに外国語が身につきやすいというのはある程度事実です。

なのでお子様自身が自主的にスペイン語に興味を持つようであれば、大人になってから学ぶよりも短い時間で習得することも可能かと思います。

ただいくら自主的にスペイン語を学び始めたとしても、やはり大人と違って”楽しくないと続けられない”のはこの年齢の受講生の方共通のようです。
また上達と習得に必須の”レッスン外での自習”もなかなか難しいかとは思いますが、ご両親がお子様と楽しみながらスペイン語を学べる参考書
いくつかピックアップしてみました。(”勉強すること”を強いるとこの年齢ではトラウマになってしまいますので・・^^;)

補足で・・では大人になってから外国語の習得は難しいのか”といえば
私自身、完全な”語学後発組”であり(いまでこそ3カ国語をはなし+その他2カ国語で簡単なコミュニケーションはとれるようになりましたが、大学に入るまで海外に出たことはなく、英語もアメリカ留学までは義務教育のみでした)、また実際ウノドストレスのサービスをお受うけいただいている受講生の方の実績を拝見させていただく限り”語学は何歳から始めても身につけることができる”は実証ずみですので、ご心配なく^^

■ 絵本を楽しみながらスペイン語に慣れる

言葉図鑑にほんご・えいご・ポルトガルご・スペインご(全2巻セット)

スペイン語だけでなく、英語・ポルトガル語も学べるお得な図鑑です。日本語を介することなく”絵とスペイン語”を直接結びつけて単語を覚えることができるので効率がよいです。またイラストもとてもかわいらしく、絵本のように楽しめます。

Donde Esta Spot? (スペイン語) ペーパーバック

スペイン語だけの絵本なのですが”Spot”という子犬のイラストがかわいらしく、絵を追っていくだけでも理解できる解りやすいストーリーなので
スペイン語が100%わからなくても楽しめる絵本です。文字数もすくなく、スペイン語を始められたお子様が”スペイン語になれる”ための一冊として
ぴったりです。

以下の2冊はバイリンガルの子供が、両方の言葉を練習するために作られた絵本です。すこしづつ”スペイン語を読むこと”に慣れていくうえで役に立ちます。
小学四年生程度の漢字で短い文章を使ってつくられているので、”自習”を兼ねた教材にぴったりです。

バイリンガルストーリー 表記 日本語(漢字を含む)と スペイン語: カエル — Rana スペイン語 勉強 シリーズ

スペイン語で読む: 子供のスペイン語 並列対訳付き (Lingolibros)

■ 本を読むのが少し苦手なお子様向けのスペイン語教材

子供のスペイン語学習DVD6枚セット/見ているだけで、話せる言葉がどんどん増える!Dino Lingo
子供の大好きなアニメをつかったスペイン語学習のためのDVDです。まだ本を読むのには年齢が早すぎる、あるいは本をひとりで読むのは苦手なお子様に。とりあえずテレビの時間を”スペイン語DVD”に置換えるだけでも大いに効果アリです。

子供のための歌 50 曲 子ども スペインの

”スペイン語で音楽を聴くこと”はスペイン語の習得に大いに効果があります。”子供のためのスペイン語の曲”、スペイン語での童謡が集められており、ききながしたり一緒に歌ったり、何度も聞いていると小さいお子様だとおそらく曲を覚えてしまわれるかと思います^^。

■ バイリンガルなスーパーキッズの育て方

おそらく日本でもっとも注目されている高校生の一人、日本人で始めてバルサのカンテラに入団した久保選手。
彼のインタビュー映像はなんどか見ましたが、入団した時点ですでにスペイン語を話し、完全なスペイン語バイリンガルのようです。
サッカーへの興味がきっかけでスペイン語を学ばれているお子様は多いですし、
久保選手のお父様による著書、バイリンガルの子育てのヒントも得られるかと思います。(ちなみに”スペイン語を勉強する”ももちろん含まれています^^)

おれ、バルサに入る!

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スペイン語をもう一度やろうと思った時に読む本

9月にはいり、気候もだいぶ秋らしくなりすごしやすくなってきました。
スペインでは新学年度の開始の月です。夏のながーいバケーションでたっぷりエネルギーチャージして
新しい年に臨む…という意味合いもあるのかも知れません。

日本はスペインほど夏休みは長くないものの、8月のお休みで少しペースをくずされたり、スペイン語から離れてしまったりなさった方もいるかもしれないかと思い、涼しくなって学習にも適した気候になった9月(笑)、スペイン語に再チャレンジにぴったりの季節です。
しばらくご無沙汰で”もう一度スペイン語をやろう!”と思われた方は以下の方法を試してみてください!

スペイン語からしばらく離れていた場合…特に日本にいると、普段はほぼ使う機会がないので数カ月やらないだけで
すっかり忘れてしまうこともあります。なのでまず

1.スペイン語を少し思いだす

まずはぼちぼちでいいので、”スペイン語を思いだすきっかけづくり”、です。
”手軽に気負わずはじめられる”のがNHKのスペイン語講座です。月500円前後のテキストでテレビの場合は週一回、ラジオの場合は2-3回(
初級は月曜から水曜まで、中級は木曜と金曜)内容も気負わずに取り組めるように構成されています。テレビのほうは約30分、ラジオのほうは約15分と短めのプログラムなのも取り組みやすさの理由の一つです。

ちなみにテレビのほうは毎回ストーリー構成になっており、去年はバスク地方。
10月から開始する新シリーズはマドリッド、バレンシア、アリカンテが舞台なので、見ているうちに”スペインを訪れたくなりモチベーションもアップ^^

NHKテレビ 旅するスペイン語

まいにちスペイン語
月から水 初級編/木金 中級編 毎回 15分

またそのほかDuolingoなどの語学アプリを使ってスペイン語をゲーム感覚で思いだすのもよい方法だと言えます。

2.”上達”を気にせずに”スペイン語を楽しむ

語学習得の秘訣は”長く続けられること”、つまるところしんどいことは長続きしません^^;
本格的に学習に取り掛かる前に
”スペイン語を学ぶことは楽しい”を思えるような一冊で感覚をとりもどしてみることをお勧めします。

■ ジョークで楽しく学ぶスペイン語 (CD BOOK)
スペイン人の笑いのツボが分かる一冊です^^。お堅い参考書とは少し異なりますが、
スペイン語のフレーズと日本語訳がついているので、ゆくゆくは会話のためのフレーズ集としても役立ちます。

■ おいしいスペイン語
”スペイン料理通”になれる一冊です。スペイン料理ファンなら、料理関係の単語はきっとすぐにマスターできるはず^^。

3.”達成感”でモチベーションアップ。
”長く続かない”理由の一つに”上達が感じられない”ことがあります。
なのでまずはやさしめ”のテキストを一冊しあげて”達成感”、書き込み式などのほうが”達成”を可視化できるのでモチベーションアップには効果があります。薄くてイラストも多く、ただ読むだけではなくCDなどもついていてメリハリのある学習ができるものがお勧めです。

たとえば、

■ 書いて覚える いちばんやさしい スペイン語レッスンノート CD付

CD付きオールカラー 超入門! 書いて覚えるスペイン語ドリル

一冊仕上げればスペイン語の感覚がだいぶと戻ってきているはずです。

そのままペースをくずさず、それぞれが一番楽しめるやり方で
”スペイン語”をつづけてみましょう。”学習する”というよりまずは”楽しくスペイン語を使う”時間を、毎日すこしでいいので取り入れてみる。これができれば”スペイン語再チャレンジ”はひとまず成功です^_-☆

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ボランティアに役立つスペイン語習得法:日本に関するボキャブラリーの増強

先だっての記事で
スペイン語で語学ボランティアにチャレンジする方法

スペイン語で語学ボランティアにチャレンジする方法

を紹介させていただきました。ボランティアに参加するためにある程度のレベルのスペイン語を身につけていることは参加条件となりますが、とくに”ガイドボランティア”に参加する上で必ず役に立つのが”日本に関する単語”です。
これらの単語は通常のレッスンではなかなかお目にかかることがないので、
”ガイドボランティア”にチャレンジされたい方や将来的に”通訳案内士”の資格を目指されている方にとっても必要な知識といえます。

”日本に関するボキャブラリー”を増やすための参考になるのが”スペイン語で書かれた”日本ガイド”
なお、ガイドブックは”日本を訪れる外国人”の視点で描かれているので
”どんな場所が観光地として人気があるのか”や
”どんな情報を必要としているのか”もしることができます。

当然ながら全てすべてスペイン語で書かれており、文章の量も決して少なくはないので、
難しく感じられるかもしれませんが、見慣れた地名や単語(日本語の固有名詞はまだまだスペイン語になっていないものが多いので
日本語をそのままカタカナ表記にしたものも多いです。)が頻出するので実際、意外にすんなりと読み進めることができます。
辞書を片手に、知らない単語に出会ったら、その都度意味を確認し、ボキャブラリー増強につとめましょう。

最近はキンドルなどでお手軽に楽しめるものも出ているようですのでいくつか紹介しておきますね。

■ Viaje a Japón

http://amzn.to/2steO0M

■ Viaje a Japón – Turismo fácil y por tu cuenta

http://amzn.to/2st3H89

その他具体的に各地域のものもあります。(東京と京都以外にもいくつかの都道府県がありました。ぜひお住まいの地区があるかチェックしてみてください)

■ Guía de Tokyo y alrededores para viajeros inagotables
(疲れを知らない旅人たちへの東京とその周辺ガイド)
http://amzn.to/2sAxDis

■ Kyoto Guía de Viaje
http://amzn.to/2tn9yIv

それぞれの地域のガイド本については、スペイン語のボキャブラリーもさることながら、”こんなところにこんな観光ポイントがあったんだ”と新しい発見もあったりで、読み物として楽しめる一面も。(自分の住んでいる場所のことは意外と知らない買ったりするものです・・・。

その他、上級編になりますが
日本を訪れる観光客の多くは日本の文化に興味をもっていて、(中には、私たちなんかよりもずっと知識に長けているツワモノもいたりします)込み入った質問を投げかけられることも往々にしてあります。
そんな時のために、下記の本は役に立つかもしれません^_-☆

■ Bushido: El espiritu del Japon: Un ensayo clasico sobre la etica del samurai

http://amzn.to/2rhVfV7

■ BUDISMO PARA DUMMIES

http://amzn.to/2tnjt0Q

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これからますます重要になる”書くスキル”をマスターするには

”話す、聞く、読む、書く”に優先順位をつけるとすれば、多くの方が

1 話す 
2 聞く
3 書く
4 読む

こんな感じでしょうか・・。やはり”流暢に話せるようになること”は語学学習の究極の目的ですよね…。外国語ペラペラってなんだかかっこいいですし(これもりっぱなモチベーション!)
ただ話せるようになるためには”聞く”ことも同じくらいできないとコミュニケーションが成り立ちません(苦笑)

”書く”ことは、一見地味だし(笑)練習も後回しになりがち・・かもしれませんが、実際の日常生活では
メール、チャット、SNSを通じてやりとりする頻度は数年前に比べると急激に増えましたし、
”書くことによるコミュニケーション”重要性は今後高くなっていくことが予想されます。

”伝える”という点では”話すこと”も”書くこと”も基本的には同じです。
どちらもインプット(学習)とアウトプット(練習)なしには上達しません。

”書くこと”に関してはいろいろなコミュニケーションツールのおかげで、練習の場にはこまらないかとは思いますが^^
まずは、インプット、”書くスキルを伸ばすこと”に焦点を当てたテキストを
いくつか紹介させていただきますね。

どのテキストも、スペイン語で文章を書くときによくつかわれる表現や構文を身につけることを目的としており
もちろん会話の上達にも役立ちます!(MP3やCDつきのものもあります)

■ 解説がくわしいスペイン語の作文

■ どんどん話せるスペイン語 作文トレーニング

■ MP3付 会話と作文に役立つスペイン語定型表現365

特に書くときに注意すべきことは
”日本語を考えてからスペイン語に訳すことを癖にしないこと”

最初は仕方ないかとは思いますが、文法、文章の組み立て方、構成の仕方が全く違う言葉なので
日本語で書いたことをそのままスペイン語にするのはかなり難しく、どつぼにはまります…。
(これは会話でも同じかと思います。日本語を訳してスペイン語にするとやはり不自然な言い回しになってしまうことが多いです。
私個人の経験からなのでもしかすると別の意見をおもちの方もいらっしゃるかもしれませんが
”翻訳のスキル”と”語学力”は別のものだと思います。)

徐々にでよいので、上記の参考書などを使って語彙表現や構文などを覚えながら
”日本語を介さずスペイン語を書けるようになる”ことを意識して作文の練習をしていただければと思います。

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