スペインに旅する前に見ておくべき映画5選

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あまり日本で上映されることがないのが残念ではありますが、実は以外に”見ごたえのある映画”が多いです。
ハリウッド映画のような華やかさはありませんが、かといって、見ると落ち込んでしまう(苦笑)フランス映画のような”暗さ”もなく
どちらかといえばスペインのありふれた生活のなかで普通の人たちが繰り広げる”ドラマ’を取り上げたものが多いです。またハッピーエンドのものがほとんどなので安心してみることができます。(笑)
テレビの旅行番組では見えない”スペイン社会の背景”も少し知ることができるので、スペインを旅する前にみておくと、単にガイドブックをみながら観光名所を見て回るだけではなく、”スペイン旅行”に深みを添えてくれるに違いありません。

普段はなかなかお目にかかることのできないスペインの違った一面を映画で楽しめるお勧めのはこの5本、です。
スペイン語のリスニングの勉強にもなりますので、ぜひオリジナルでご覧下さい!

■ Una casa de locos(2002年)
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邦題は”スパニッシュアパートメント”という名前のフランス映画です。日本でもミニシアター系の映画館で上映されました。
主人公の恋人役で”アメリ”のオードリー・トトゥも出演しています。
就職に悩む主人公が、父親の勧めでスペイン・バルセロナに留学。留学先で起こる事件の数々をコメディタッチで描いた作品。
主人公とともにバルセロナに留学している気分になれる一作です。

■ Volver (2006年)
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スペインを代表する映画監督、ペドロ・アルモドバルの作品。ぺネロぺ・クルス主演。
アルモドバル監督の作品は独特(理解しがたい?)なものが多いと批判されることもありますが、この作品はその中でも”原点回帰”ともいえる親子関係に焦点を当てたテーマ。映画の舞台となるのは監督自身の故郷であるラマンチャ地方。
アルモドバル監督特有のシュールな展開と舞台となるスペインの美しい田舎の風景やスペインながらの人間関係が描かれ興味深い作品です。

■ Pagafantas(2009年)
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”Pagafanta”はスラングで”都合のいい男の子”の事を意味する言葉です(同じ意味で使われる言葉に ”el pringado”, ”el calzonazos”, ”el saco largo”などがあります。)スペイン特有のユーモアセンスを理解するのにはもってこいのラブコメディ。また映画の中では Hacer la cobra”, “el abrazo del koala” など、テキストには決して登場することのない、口語表現が満載でボキャブラリーがふえること間違いなしの一本

■ Los lunes al sol (2002年)
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実話に基づいて作られた作品ではないのですが、スペインで暮らす多くの人の厳しい現実を映し出した映画。
”Los lunes al sol”とは、週末が過ぎ月曜になっても日光浴をするしかないような状況のことで、この映画の中心となるテーマはスペイン社会の一番の問題である”失業”。
映画にでてくる会話も批判や皮肉にみちていて、スペインは決して”太陽とお祭り”だけの国ではないことに
気がつかせてくれます。スペインという国の現実を知るために一度見ておくべき作品です。

■ Tapas (2005年)

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バルセロナの昔ながらの”Barrio(ご近所)”が舞台。小さなバルを拠点として、定年退職をした夫婦、インターネットで恋人を探すのに夢中な中年女性、スーパーで働きながら将来に不安を抱えた二人の青年、そして新しく中国人の料理人を雇ったばかりのバルの店主…年齢や職業が全く異なる5人のそれぞれのごく普通の、でもドラマに満ちた”スペインの日常”を描いた作品。派手さはありませんが見た後にほっこりとした気分にさせてくれる作品です。

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