スペイン人からみた”日本の七不思議”

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ここ数年、日本を海外から訪れる観光客の数が増えているようで、スペインから日本を訪れる人も
例外ではなく、まだまだ他の欧米の国に比べると数は少ないながらも2014年から2016年まで3年連続で増加したようです。

バルセロナでは日本食レストランもここ数年で倍増、そして今年の秋には”ユニクロ”もスペインに初上陸。
物理的な距離はかなり遠いですが、日常レベルでは二つの国は近くなってきているのかなという気もします。

とはいえ、私たち日本人がスペインを訪れた時
”シエスタで2時間くらい昼間に店がしまる”
”お昼の定食にワインがついてくる”
など、日本人としては理解しがたい習慣にまだまだ遭遇するのと同様、
スペイン人も日本をおとずれたとき、やはり不可解に感じられることはたくさんあるようです。

さて、スペイン人の理解を超える”日本の7不思議”とは?(実際は7つ以上ありますが・・・^^;)

1.通りでの歩きたばこは禁止されているのに、飲食店では喫煙ができる:

スペインは全く逆で飲食店では全面的に禁止されていますが、
歩きたばこは許可されています)

2.車で通勤することが禁じられていて、
会社が公共の交通機関を使った通勤費用を支給する:

スペインでは交通費はお給料から自腹です…。
その代わり各自が一番安い方法で通勤の手段を選択することができます。

3.自転車を大きなチェーン式の鍵をつけずに一晩外に駐輪しておいても、
次の日の朝ちゃんと同じ場所にある:

スペインの場合は、大きなチェーン式のカギをつけていても夜でなくても自転車を長時間放置しておくと100%盗難されます。

4.チップの習慣がまったくない。
たとえば297円の代金で300円を払ってお釣りの3円を置いてくると、
ウェイターが走ってお釣りをわざわざ渡すために追いかけてくる。:

(スペインではアメリカのチップ程の習慣はないですが、
お釣りなどの小銭をそのまま置いてくる場合が多いです。)

5.電車や地下鉄の中で携帯電話で話すことが禁じられているので、
気分よく旅を楽しめる:

スペインだといくら高い運賃を払って電車に乗ったところで
必ず大声で携帯電話で話している人がいます。

6.そのかわり、新幹線でさえも食堂車がなくそれぞれが食べ物を持ちこんだり、お弁当を買ったりしてそれぞれの席で食べるので食べ物のにおいがとても気になる:

スペインの長距離電車にはたいていの場合食堂車があります。

7.日本では年上の人に向かって、2人称(スペイン語でいうところのTu)を使用することは決してない。
年功序列を重んじる国である:

スペインでは逆に、日本語の敬語にあたる”Usted”を耳にすることはほとんどないです。

8.電車が一分でも遅れるとスピーカーでアナウンスが行われる。

9.地下鉄を出る時も切符が必要なので忘れない用にとっておかないといけない:

スペインの場合は、入るときだけ切符が必要です。

10.レストランやカフェでオーダーする時に、複数人同時に注文をすると、
ウェイターが混乱するのできちんとひとりひとり順序を決めてオ-ダ-を入れなければいけない。あと一度注文を決めたら途中で変えないこと

11.世界で第3番目の先進国で、テクノロジーも進んでいるにも関わらず、
クレジットカードを使える場所がかなり限られている。
レストラン、お店などの商業施設では現金でしか支払えないところが多い:

スペインではスーパーで1ユーロの買い物をしてもクレジットカードが使えます。

日本で暮らしていると当たり前のことでも、
全く違った文化からやってきた人たちにとっては
とても不思議に映るようです。

きっとこれだけではないはずなので、
会話のネタとしてスペイン人の知り合いや
ウノドストレスの講師にも尋ねてみると興味深いかも知れません^^
(ウノドストレスの講師はほとんどが日本滞在経験があるので
きっと面白い話が聞けるはずです!)

興味をもたれた方にはこんな本も。
日本に赴任してきたスペイン人が見た”日本文化”を本音で綴った本。
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