自己流で楽しく”スペイン語基礎力”を鍛える方法

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

レッスンの相談の相談の際によく目にする”スペイン語の基礎固めをしたい”とのリクエスト。
”どれくらい勉強すればスペイン語を話せるようになりますか?”の質問と同じくらいに回答に悩みます。

■”基礎”っていったいどんなレベル?

一言で”スペイン語の基礎”といっても、日常会話ができるようになるための基礎と簡単な旅行会話ができるようになるための基礎では違ってきます。
また”これだけやったら話せる”という意味での基礎は個人個人によってかなり変わってきます。
A1の教科書だけ終えてすぐに会話のクラスに切り替える方もいらっしゃれば(”スペイン語を話す”という目的を達成するためには一番早いやり方です)
C2レベルの教科書に最後までしっかりと取り組まれる慎重派の方もいらっしゃいます。またこれまでの語学学習の経験によって変わってくるかと思います。
ちなみにスペイン語以前にほかの語学を学習なさってある程度のレベルまで達している場合、自分がどの程度までテキストを使って勉強すれば話せるようになるのか”自分にとっての基礎”を感覚的にわかっていらっしゃる場合が多いです。
また個人個人によって”頭に入りやすいこと”と”何度やっても理解できないこと”も違ってきます。

■ 既存のテキストが少し苦手な方にお勧めの学習法
もちろん全くスペイン語のことを知らないと、会話をすることはできないのですが、最低限A1レベルのテキストを終えた後
”生きたスペイン語に接する”ことによって日本語とのルールの違いを自分で発見し、”スペイン語のル―ル”を自分なりに確認する自発的な方法は語学習得においては効果的です。
既成のテキストではなく自分の興味を持った分野の新聞記事や雑誌など、辞書と文法書を片手に”スペイン語で気に入った記事を読み解く”、興味がある分野なので
頭に入りやすいですし、自分の手と頭を使って調べた調べことは、既成のテキストに書かれていることを読み流すよりずっと頭に入りやすい、という感覚は経験なさった方も多いかと思います。

↓わからなかったら文法書で調べる、というやり方のほうが頭に入りやすい場合も。

■ ”達成感”はスペイン語学習継続のカギ

自分の興味を持った分野や好きなことに関する記事を教材にするので、最初は単語の種類も偏ってくるかもしれませんし、
文法のルールも、既成のテキストで決められたとおりには身につかないかとは思います。
でもそれで十分です。”自分の興味のある分野の記事を文法も含めて完全にスラスラ読めるようになった”
あるいは”気に入っている作家のインタビューを完全に理解でき、その中にでてくるフレーズも使えようになった”など
”できた”という達成感は自信とモチベーションになります。
語学の習得ははっきり言って困難です。
また習得の時間に若干の個人差はあるとはいえ”続けること”なくしてスペイン語でコミュニケーションができるようにはなりません。

規定のテキストはもちろんスペイン語教育の専門家によってスペイン語を効率的に学べるように作成されたものです。
ただ、得手不得手は学習者それぞれによって異なりますし、必ずしもテキストの順に従って勉強する必要はないのです。
既定のテキストを使うにしても、自分なりの教材を使うにしても、まずは”やり易いこと”から取り掛かり、だんだんとできる範囲を広げていけばいいのです。
小さな子供が、外国語を習得していく過程と少し共通する点があるやり方といえるかもしれません。
でも残念ながらある程度の年齢になると”自主的”に手、口、耳、そして頭を動かしアウトプットをしないと外国語を身につけることは不可能。

だからせめて、興味のある教材を使い自分なりの順序で少しづつ苦手なことではなく”楽にできることから”、基礎固め。
”スペイン語でできること”を増やして”小さな達成”をたくさん重ねていってください^^

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

コメント