スペインは本当に”幸せ”な国?そしてスペインで一番”幸せ”な場所は?

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年間通じて穏やかな地中海性気候、おいしい食事とシエスタ…。と国全体的に”幸福度”は高そうに見えるスペイン。
でも実際のところ、スペイン人自身はどう感じているのでしょうか?

そして、地区ごとに独自の文化をもっていたり、スペイン北部と南部では気候も(そして食べ物も!)かなり違ってきます。
どの場所で暮らすのが一番幸せ?
データが示したものは、少し期待とは違うもののようです…

まず世界的にみるとスペインの”幸福度は?”

毎年発行される国連の”幸福度レポート”によればスペインの幸福度は全世界156国のうち36番目。日本は54位なので、思ったよりも差はない!?
ちなみに全世界で一番幸福度が高いとされるのはフィンランドそしてデンマークと福祉の充実している北欧諸国が占めています。

スペインの中でも、スペイン人自身が一番”幸福度”を感じている場所は…?
スペインのCentro de Investigacion Sociologica(社会学リサーチセンター)がスペイン人3000人を対象に
”生活に対する満足度”のリサーチを行いました。

最も幸福度スコアが高かったのはワインの名産地”ナバラ”地方と、マヨルカ島、メノルカ島の属する”バレアレス”諸島。
幸福度を10を最高にして点数付けしてもらった場合、最も高いスコアのナバラとバレアレス諸島はそれぞれ7.85点と7.84点。最も低かったのはガリシアで7.05点。
ちなみに、マドリッドとバルセロナ、両大都市の幸福度は同じくらい。北部は低め、南部は高めになっています。ただ対照的に失業率が低く、平均収入は高いのが本部、南部は相変わらず失業率は高いのですが、幸福度が高いのは、気候の良さからきている”楽観性?”でしょうか…。逆に北部は雨が多く曇りの日の多い北部特有の気候が幸福度にも影響しているのかもしれません。

それぞれの地区で”抗うつ剤を飲んだことがある”とされる人の割合が一番高いのもガリシア(15パーセント)スペイン全体の平均が10パーセントとされているのでやはり高めの数字です。
ガリシアに続き”幸福度の低い”場所が”リオハ”、”アストゥリアス”とスペイン北部の地区が続きます。
北部に住むスペイン人はほかの地区の人に比べて”悩みやすい”傾向にあることがデータに表れています(意外?!)”悩みやすい”がゆえに幸福度も下がってしまうのかも…。

実は”スペインはスペイン人以外にとって幸せな国?”

もうひとつ、とても意外なデータ。
”抗うつ剤の消費”に関する世界各国のデータですが、スペインはOECD29か国平均よりも消費が多いです。

( Statista,によるデータ 2015年).

外からきた人間にとってはスペインはのんびりしていて、食べ物もおいしくて…ととても幸せそうに見えますが、
実際のところはまだまだ若年失業率が高かったり(30パーセント前後といわれています。これでもピークよりは一時期下がりました)、
生活コストに対してお給料が低かったり…と、楽天的で陽気に見えるスペイン人、実は日本人よりもずっと悩みが多かったりするのかもしれません…

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