スペインとチョコレートの深ーい関係

スペインとチョコレートの深ーい関係

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チョコレート、ときいて思い浮かべるのは

スイス、ベルギー・・・。
(ネスレ、リンツなど日本で有名な
チョコレート会社はスイスの会社ですね)かと、

スイス、ベルギーに限らず
いまや海外旅行のおみやげの定番
となっている”チョコレート”

実は、現在のチョコレートの原型となり
”甘いチョコレート”の発祥の地は
スペインだったりします

コロンブスのアメリカ大陸発見により
アメリカ大陸の植民地化が始まり、
スペイン人がカカオに遭遇!

その後メキシコがスペインの植民地となって
16世紀ごろメキシコからスペインに
カカオの本格的な輸出が始まりました。

アメリカの先住民たちは
カカオにチリなどを混ぜて
にが辛いものとして食されていましたが

その味を好まなかったスペイン人が
砂糖を入れて飲み物として食し始めたのが
現在の甘いチョコレートの始まりです。
(さすが甘党スペイン人・・・)

甘いチョコレートは
まず貴族の間で
朝ごはん(Desayuno)や夕方の軽食(Merienda)
の飲み物として広まり、
だんだんと庶民の間にも普及していきます。

各地にはチョコレート専門店である
”Chocolateria”が開店し

マドリッドでは”Churros(チュロス)’
バレンシアではBunueros(あげたカステラの様なお菓子) や
porras(細長い菓子パンの様なお菓子)
バルセロナではbizcocho de soletilla や Los sequillo
(クッキーのようなお菓子)

など各都市ごとに
チョコレートを楽しむためのお菓子が登場しました。

どれもいまだに
スペインの代表的なお菓子として
食されているものばかりです。

とくにチュロスはみなさんも御存じかと
(ディズニーランドでも人気ですね^^)

20世紀に入ってから、
チョコレートに代わりコーヒーが
消費されるようになり、
スペインも少子化に伴ってカカオの消費量は下り坂ですが、

チョコレートの”古き良き時代”
を懐かしむための
”チョレート博物館(Museo de chocolate)”
がバルセロナ、バレンシア(スエカ市)
マドリッドの国立人類博物館内、などにに設置されています。

しかしながら、

日本のチョコレートの日、
”バレンタイン”は
発祥の地であるスペインとは全く関係ないようで
スペインではバレンタインにチョコレートを贈る習慣はありません・・^^;
(本家本元ではあるのですが・・・)

ただせっかくなので、
世界中からいろいろなチョコが
日本に一同に集まる時期なので(笑)
本家本元のスペインのチョコもぜひ探してみてください!

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