おなじみの言葉もいよいよスペイン語に?RAEに追加された20の新しい言葉

同じ言語でも使われる場所や時代によって、新しい言葉が生まれたり、使われない言葉が出てきたり、と絶えず変化していくものです。
特にスペイン語は、世界20カ国以上で公用語として使われている言葉なので、他の言語より変化の影響を受けやすい傾向にあるかも知れません。

スペイン語のある一定の統一性と規則性を維持するための役割を果たす機関として設立されたのがマドリッドに本部をもちスペイン語が公用語となっている21カ国々に支部をもつ”Real Academia Espanyola”。(略称はRAE)
Diccionario de la lengua española
そしてRAEがその設立直後18世紀後半から改訂を続けている、”正しいスペイン語”のガイドラインとなるのが”Diccionario de la Real Academia Española (DRAE)”です。もっとも新しいものは2014年に改訂された23版となります。

最新版に加えられた単語、時代を反映?しているものが多く、日本語ではすっかりおなじみの単語もいよいよスペイン語に?
いくつか紹介させていただきますね。

Bloguero, ra: ブロガ-、ブログを管理している人

Chat: 英語に由来をもつ二人から複数の人間がおしゃべりをすること

Espanglish: アメリカの特定の地域でよく使用される、スペイン語と英語を混ぜたような話し方。

Euroescepticismo: EU(ヨーロッパ共同体)の政治的な計画や予定を信用しないこと

Friki: エキセントリック、変わった人のこと

Manga: 暴力やエロティシズムをテーマにした日本のコミックのこと
(どんな言われよう…^^;)

Birra. :ビール(Cerveza)の口語

Dron. (Del ingl. drone). ドローン

Pilates. :ピラティス

Red. […]. ~ social :多くの人とのコンタクトを可能にするディジタルプラットフォームのこと。

Tuit: ”Tweet”ソーシャルネットワークである”ツイッター”を通して送られるメッセージのこと。

Tuitear. :ツイッターを通じてコミュニケーションをすること

Wifi:無線インターネット通信

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話

がんばれニッポン!オリンピックのスペイン語(上級編)

8月5日からブラジル、リオデジャネイロで絶賛開催中の2016年度オリンピック。
日本は順調に獲得メダル数を伸ばし大健闘中のようで、嬉しい限りです。

オリンピックで登場する国名の中には、”オリンピックのときにしかおめにかからない”ようなものもあり…
これは言語かわれど、スペイン語でも同じです。

日本語では基本的に”国名+人”をつければ国籍を表現することができるので、比較的簡単ですが
スペイン語でgentilicios (主に、属性国籍などを表すための形容詞)やtopónimos (トポニーム、地名、地名に由来する名前)
とよばれるこれらの表現はネイティブでも”正確な表現がはっきりわからない”ということがよくあるようです。

今回は中でも”ネイティブもよく間違える”国籍表現をまとめてみました。

■ Brazil (ブラジル): ”ブラジル人”を意味する単語としてbrasileño と brasilero の両方が文法的に正しいと認められています。どちらかといえば南米では brasilero がよくつかわれるようです。

■ Estados Unidos(アメリカ合衆国);文法的にもっとも適切な表現はestadounidenseです。ただスペイン語汎用辞典ではestadunidense,という綴りも正しいと認められています。また別の言い方としてnorteamericanoが使われることもありますがこの場合は、カナダ人、メキシコ人も含みます。時々使用されるamericano/americaは文法的には正しい単語ではないそうです。

■ Gran Bretaña(英国):Gran Bretañaは正確には北アイルランドを除いた地域の名称となりますが、国籍の名称は北アイルランドも含めbritánicoとなります。

■ India(インド): hindúが用いられることもあるようですが、推薦されるのはindioという形容詞です。ただhindúも必ずしも間違いではなくインドのみならず、インドを含むパキスタン、バングラディシュ、スリランカなどの”Indostán”と呼ばれる地区の形容詞として一般的に使用されます。

■ México/Méjico(メキシコ)
MéxicoとMéjicoどちらの綴りも文法的には正しいそうです。ただスペイン語汎用辞典によれば”México”のほうがもともとの言語の由来に基づいたもので、本来の発音に近いものだそうです。

■ Finlandia (フィンランド)
Finés / finlandésが”フィンランド人”という意味で用いられることがあるようですが、正しくはfinlandésは”フィンランド人”、”Finés” はフィンランド語を意味します。

これはひとつひとつ覚えるしかなくなかなかややこしいのですが・・・・初心者の方はまずは国籍を説明するときは
” de (国名)”
たとえば

“el chico de brazil”(ブラジル人の男の子)
”La gente de Estados unidos”(アメリカの人々)

の表現で乗り切り(笑)、
ネイティブでも間違えることが多い表現なので上級者の人は徐々にマスターしていきましょう^^

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話

間もなく開催!オリンピックのスペイン語

2016年8月5日から8月21日までブラジルのリオデジャネイロで行われるオリンピック大会(Juegos Olimpicos).
南米大陸では史上初めてのオリンピックの開催だそうです。

2016年の大会の次に控えるのは東京オリンピック!
スペイン語圏からもたくさんの人が訪れることが予想されます。
もしものときにそなえて!?スペイン語でもオリンピックを少しでも説明できるよう

せっかくのチャンスなので間もなく始まるオリンピック、テレビを見ながら、
それぞれの競技名をおさらいしてみましょう^^

少しでもお役にたてばと、これまで日本の獲得メダル数の多い競技名の
スペイン語リストを作成してみましたので、まずはこちらからマスター!

柔道 Judo (日本語から派生した言葉なので、柔道はそのまま”Judo”です)
体操 Gimnasia
レスリング Lucha
競泳 Natacion
陸上 Atletismo
バレーボール Voleibol
ウェイトリフティング Halterofila
ボクシング Boxeo
射撃 Tiro
ソフトボール Sóftbol(bola suave)
馬術 Hípica

シンクロナイズドスイミング Natacion sincronizada
アチェリー Tiro con arco
テニス Tenis

さて今年は日本チーム、メダルをいくつ獲得できるか楽しみですね!
時差の関係で放送が深夜になってしまうことも?寝不足注意で日本チームを応援したいものです^_-☆

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話

Spanish is different !スペイン語はやっぱり世界一”お花畑”ハッピーな言語だった!?

以前にもブログの記事で触れさせていただきましたが、

『スペイン語を話すと幸せになる!?』

スペイン語を話すと幸せになる!?

さらにこの事実を裏付ける調査が
スマホのチャットアプリのViberによって行われました。

全世界のユーザーを対象にした調査結果によれば、
スペインのユーザーはほかのどの国のユーザよりも頻繁にパートナー(恋人や家族)に
ハートやキスマークなど絵文字スタンプを使って
愛情表現のメッセージを送っていたそうです。
”ロマンチック”としてしられるフランス人やイタリア人よりも多かったそう。

スペイン語を話しているから頭の中がお花畑ハッピーになってしまうのか(苦笑)
それともスペイン人の頭の中がお花畑ハッピーだからスペイン語もこんな風に使われてしまうのか・・・。

おそらく

”ポジティブな言葉を多く発して、耳にしているか性格も自然と楽天的になる”
そして”楽天的な性格だがら感情表現もハッピーなものが多くなる”
という良?循環なのかなと思います。
(ま、若干”楽天的すぎる”傾向はありなことは否めませんが・・^^;)

ということで、
少し気分が落ち込んだ時はぜひレッスンで
”スペイン語モード”に切り換えてください!
効果は実証ずみですね^^
(レッスンの新しい活用法?!)

スペイン人が自分たちをネタにするときによく使う”Spain is Different”
というフレーズ

ツイッターやフェイスブックなどのにはハッシュタグも登場し

”#spainisdifferent”
主に自虐ネタが飛び交っているようですが^^;

スペインで話されている言語に関しては
話していれば性格まで明るくなる?!で
”Spanish is different”, 
なのかもしれませんね。(^_-)☆

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話

スペイン語学習はアンチエイジングにも効果あり!?

スペイン語を習い続けても、あまり使うことがないし・・・と、挫折しそうになったことは一度は誰でも経験があるかと思います。
でもそれを乗り越え、継続しすることによって、うれしい副作用も!?

■ 外国語を学ぶことによって脳が活性化

スペイン語をはじめとして外国語を継続して学ぶことは、どうも老化防止やアンチジングにも効果があるらしいのです。

かねてから、バイリンガルの人は認知症の発症を遅らせることができ、一つの言語しか話さない人と比べると人よりも4~5年長寿であるという研究結果が世界の脳科学・脳神経学研究者により相次いで発表されています。

具体的には、カナダのヨーク大学が行った研究で、アルツハイマー病と診断された人の脳をスキャンしてみたところ、母国語しか話さない人とバイリンガルの人では、病気の進行速度に違いがあることが判明。
バイリンガルの人は脳の萎縮が大きくとも、脳の働きそのものは一カ国語しか話さない人と同じだったそうです。
これは、バイリンガルの人の脳が2つの違う言葉を言語を操る訓練を受けることにより、そうでない人に比べ認知能力が増大していることに起因しており、”一つ以上の言語を使用すること”はアルツハイマー病だけでなく一般的な老化防止にも役立つと考えらています。

そしてこの脳の活動は完全なバイリンガルに限ってのことではなく、成人してからの外国語の習得においても、2つの言語の切り替えによる頭の訓練を長い間続けることが脳を活性化し認知能力を高め認知症の予防に効果があることを証明する研究もあるそうです。

■ 日本人がスペイン語を勉強するとさらに若返り効果が!?

日本人にとってスペイン語やフランス語、ドイツ語など、系統の異なる言語を習得することは、例えば英語圏の人がスペイン語を習得することと比較し学習の過程で脳により負荷が掛かる活動であるといえるはずです。

さらに、母国語以外の言語を使用することは外国語の習得、異文化の理解、自分の文化とは異なる規則に基づいたコミュニケーション能力などを一度に駆使するということ。
脳にとっては難易度の高いクロスワードパズルを解いているように刺激的です。

一つの言語を習得するプロセスは、学んでも学んでも新しい単語、未知の表現との出会いがあり、根気がいる作業ではありますが、別の見方をすれば、常に新しい知識を得るチャンスを提供してるまさに”脳のアンチジング”。

”使う場所がない”なんていわず、”健康維持(笑)”の一環として、ぜひ毎日の習慣として取り入れてくださいね*-☆

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話

バルスは”Balse”、あのアニメ、スペイン語では?

1986年に上映された宮崎駿監督による
”天空の城ラピュタ”

先日、上映から30周年、
15回目のテレビでの再放送があったようで
スペインでもテレビでやってくれないかな
…とうらやましく思っておりました^^。

スペインでも日本のアニメ、マンガは大人気。
ハイジやマルコ、キャプテン翼を見て育ったスペイン人は多いです。
(ちなみにバルセロナでは
ドラえもんがカタラン語を話しています・・・)

なかでも宮崎監督,スタジオジブリの作品は、
ほぼ毎年スペインのシッチェスの’ファンタスティック映画祭”
に招待作品として招致されています。
(何度かオープニングを飾ったこともあります)

スペイン各地の映画館でも上映されるので
スペイン人にもなじみが深い映画も多いかと思います。

ただ、当然のことながら、タイトルもスペイン語で
意訳/語呂合わせ されているので、
話題に上ってもピンとことない場合も。

先日も、ジブリの作品ではないのですが
”進撃の巨人”の話しになり、似ても似つかぬタイトルに
といわれて????となってしまいました・・・
スペイン語のタイトルは”Ataque de los titanos”だそうです。
(確かにそういえばそう・・ですね)

半分興味本位もあり(笑)ジブリ作品のスペイン語タイトル
を調べて見ました。

日本の話題になると、尋ねられることも多いので
参考になればと思います^^。
(ちなみにタイトルはスペインで使用されているものです)

■ 天空の城ラピュタ
El castillo en el cielo

■ 千と千尋の神隠し
”El viaje de chihiro”

■ もののけ姫
”Princesa Mononoke”

■ ハウルの動く城 
”El castillo ambulante”

■ 隣のトトロ
”Totoro, el vecino”

■ 風立ちぬ
”El viento se levanta”

■ 魔女の宅急便
Nicky , el aprendiz de la bruja

■ 崖の上のポニョ
Ponyo en el acantilado

日本語のタイトルに忠実なもの、
意訳になっているもの、それぞれのようで、

”神隠し”などは日本特有の概念なので
スペイン語には訳せなかったのかもしれません。

ちなみに”トトロ”はスペインでもファンが多く
トトロの主題歌はスペイン語にもなっています^^


(歌詞つきなので、聞き取りの練習にもどうぞ!)

スペイン語を話すと幸せになる!?

少しでも”スペイン語”の学習を続ける
モチベーションに、とちょっとしたスペイン語のトリビア。

言語に関係なく、”肯定的な言葉は否定的な言葉よりも
影響力が強い”

という仮説は”ポリアンヌ効果”と呼ばれ、
アメリカの心理学者によっても証明されています。

この”ポリアンヌ効果”を少し掘り下げて

この”肯定的な傾向”はもともとの言語にもよるものではないか、
ということを検証するため、

英語、スペイン語、中国語を含む10カ国語で
頻繁につかわれる10万語を
それぞれのネイティブスピーカー50人が
使用するときにどのような感情と結び付けるか
を測定したところ、

10カ国語の中でスペイン語が
一番”肯定的な感情”を引き起こす言葉の割合
が多かったそうです。

ちなみに一番少なかったのは”中国語”でした。

↓ グラフはこんな感じです。
(代表的な3カ国語のみのものですが・・・)

http://news.sciencemag.org/sites/default/files/sn-positivityGR.jpg

日本語でも”言霊”という言葉もありますが、
私たちが思っているより
言葉に込められた思いの影響力は
強い気がします。

ラテン人の陽気さや明るさは
普段から
”世界一?!”ポジティブな言語を
使っていることからきているのかもしれませんね(^_-)☆

使えば幸せになる^^
ことが実証されたスペイン語。

ちょっと落ち込んだ日も、
レッスンを受ければ
スペイン語パワーで
元気がでるかも(笑)です。

ぜひぜひご活用くださいね♪

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話