仕組みが分かれば学習もスピードアップ!”お勧め”スペイン語文法書

スペイン語を習得のためには、それぞれに適した学習方法はあるかと思いますが、
学習をすすめていくうえでほとんどの方が”文法”で立ち止まってしまわれるかと思います。
特に学び始めたころは、疑問だらけでなかなか進まず、挫折しそうになることも・・。

そんな時、文法の疑問を解決してくれる一冊があれば学習もスムーズに進められるはず。
もちろん、講師に質問をしてくださってもよいのですが、
文法の説明は講師に聞くよりも、正直文法書に頼ったほうが効率もコスパもよかったりします。
レッスンはあくまでも学んだことの実践の場として“生きた会話を練習する場”として活用するのが理想的かと。

(ただみなさんお忙しいとは思うので、レッスンの時間が唯一スペイン語の学習に割くことの時間という場合はもちろん
どんどん文法の質問も講師にしていただければと思います。)

■ スペイン語のしくみ(入門レベル)

スペイン語をはじめたばかりのとき、あるいはこれからはじめたいなと思っている方にお勧めの一冊です。
文法用語もほとんど使われることなくあまり細部に入り込まず俯瞰的に”スペイン語の仕組み’が説明されています。
(確かに、最初から細かいことを言われると嫌になってしまうよな…と思ってしまうのは私だけでしょうか^^;)

そして一度挫折してしまった方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
多くの場合挫折の原因は”難しく考えすぎていること”にあったりします。
確かに、スペイン語は英語に比べると若干文法が入り組んでいる感は否めませんが…

この本を読み通してみるとスペイン語って思っていたより簡単なのかもしれない、と思えてもう一度やってみようかな?と思えるきっかけをくれるはずです。

■ 30日で学べるスペイン語文法(入門ー初級レベル)

ます”30日間’と最初からゴールが見えるのがモチベーションの維持に効果大です(笑)
スペイン語に限らず、語学を学んでいると、検定試験でも受けない限りなかなか明確なゴールが見えにくくそれも”継続”を困難にしている原因のひとつかと思います。
その点、子の文法書は30日間でスペイン語の文法の基本をおおまかに押さえられる作りになっています。
一日の分量も多すぎず、また内容もコミュニケーションに重点をおいているので実用的です。
気負わず取り組めるつくりになっているので、文法の入門書としてもはもちろんスペイン語学習の習慣づくりにも適した一冊です。

■ これならわかる スペイン語文法―入門から上級まで

スペイン語学習中上級者向けの日本語の文法書はあまり多くないのですが、中上級レベルの文法の解説も丁寧にしてくれている貴重な一冊。
練習問題などはありませんが、”文法の辞書”として一冊もっておくといざという時に便利です。

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スペイン人が選ぶ”ベスト7”スペイン料理は?(1位-4位編)

今年の8月、スペインの保険会社アリアンツグローバルアシスタンス
によって6万人のスペイン人を対象に行われた”好きな料理”に関する調査の結果、
は少し日本でよくみかけるお料理の顔ぶれとは異なるようです。

さて、数ある(そしてどれもおいしい^^)スペイン料理の中で
スペイン人が”トップ7”に選んだスペイン料理とは・・・

以前の記事では5位から7位を紹介させていただきましたが、さて
上位に選ばれた、スペイン人のお気にいりのスペイン料理
とは・・・

4位 バレンシア風パエリア(Paella Valenciana)

paellavalenciana

日本ではスペイン料理の代名詞?!、スペイン料理といえば”パエリア”をまず一番に思い浮かべられる方も多いのでは?
いろいろなスタイルのパエリアをレストランでみかけますが、もともとはバレンシア地方の郷土料理。
本来のレシピはお米、ウサギの肉、鶏肉、いんげんまめ、トマト、サフランを大きな専用のパエリア鍋で調理したものです。
詳しくはこちらの記事もどうぞ!

”パエリアはスペインを代表する食べ物”・・・は都市伝説?!

3位 たこのガリシア風(Pulpos a la gallegas)

pulpoalagallega

別名Pulpo a la feria(お祭り風タコ?)もともとはガリシア地方でのお祭りのときにPulperia(タコやさん?)で出されていた料理です。
ちょうどよいゆで具合のタコを小さきく切り、オリーブオイルとトウガラシ、そして塩で味付けたシンプルな料理、
ゆでたポテトと一緒に出てくることもあります。

2位 イべリコハム

jamoniberico

通常の豚を使ったハモンセラーノとことなり、イべリコ種の豚の肉を用いたイべリコハム。スペイン人のみならず、スペインを訪れた人であれば必ず食する一品かと思います。
近年の人気上昇を受け2014年より、豚の品質により4つのカテゴリーに分けられるようになりました。
一番高級なものがドングリのみを食べて育つjamón de bellota 100% ibérico。このカテゴリーのものは黒いラベルが貼られているそうです。スペインでもかなり高価ですが、一度は試してみたい一品です。

1位 Papas arrugadas(しわしわポテト?)

papasarrugadas

おそらくまだ日本ではあまり耳にしないタパス。カナリア諸島でよく食されるタパスです。
皮のままゆでた小さなポテトに、2種類のソース(緑と赤)をかけたシンプルな一品。
緑はコリアンダーが主な原料で、赤はトウガラシが主な原料となります。

グルメに見えるスペイン人意外とシンプルな料理がお好きなようです。

スペイン人の選んだ”ベスト7”タパス、もっと詳しくりしたいという方は
元の記事

http://7maravillas.es/

にぜひ目を通して下さいね。

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DELEまで残り3カ月!試験準備対策のポイント

DELEはスペイン語のレベルをスペイン政府教育文化(日本の文部省に相当)スポーツ省が公的に証明しますという資格であって
あくまでも普段の学習の延長上です。

DELE対策をしたからといって合格するものではありません。

なので、DELEの受験準備、普段からスペイン語学習を行っている方には3カ月は十分な準備期間であるといえます。

DELEを受験することを決めたら、まずやってほしいのは
現状の自分のレベルを把握し、適切な受験レベルを選択すること。

DELEは英検や日本語のスペイン語検定に比べると比較的難易度が高く
またレベル間の差が激しい傾向があります。

特に初めてのDELEを受験される方はは過去問に眼を通してで自分に適した受験レベルを把握することをお勧めします。

セルバンテスセンターのサイトで、DELEの各レベルの説明および過去問を見ることができます・

http://dele.cervantes.es/informacion/niveles/tipos.html

(レッスンを受講なさっている方はまずは講師にレベルの相談をしてみてください。)

受験するレベルを決めた後、まずやってほしいのは

■ 過去問を解いて弱点の把握
過去問を既定の制限時間に合わせて説いてみる。

DELEのすべてのレベルにおいて、試験は
読解
リスニング
作文
会話
の分野に分かれ、
(C1/C2においては、スキルを総括した設問になります)
採点は

グループ1(読解と作文) 50点
グループ2(リスニングと会話) 50点

に分けて採点されます。
合格レベルはそれぞれのグループにおいて30点を確保していることです。

過去問を解いてみたうえで、
-まず時間内に問題を終えることができたか
-どの分野が難しく感じられたか
-ぞれぞれの分野の点数

を考慮にいれつつ、自分の苦手な分野を客観的に把握しましょう。

■ 弱点に重点をおいた試験準備

3カ月準備期間があれば苦手分野を合格レベルに上げることは可能です
(もともと目指すレベルで求められる基礎的な語学力はあることを前提の上で)

読解力を上げたいなら
ひたすら問題集を解きまくる。ボキャブラリーを増やす。文法のおさらい

作文なら
できるだけ多くの作文をこなし添削をしてもらう。DELEの試験は現時点では手書き行われているので
普段から手書きに慣れていない場合は、その練習も忘れずに(早くパソコンでの受験形式になってくれますよう…)

リスニング
いままで使用したテキスト(DELE用のものでなくても大丈夫です。ほとんどのテキストには付属CDがあり”リスニングの練習”が独学でできるようになっているはずです。)の付属cdも活用して、”聞き取り”の練習を。ただ聞き流すだけではなく”聞いて理解できる”ようになることが大切ですのでできる限り問題などとセットになっているリスニング教材を使用して練習してください・

会話(口頭試験)
独学ではほぼ不可能なので、試験までひたすらレッスンで講師に試験官となってもらい面接をこなしてください^^

どうしても苦手意識が強く、3カ月では克服できそうにないというジャンルがある場合はセットになっているスキル
に重点を置き、できる限りそちらで高得点を挙げられるように学習を進めていきましょう

たとえばグループ1内で読解がどうしても苦手でという場合は
作文でなるべく点数を上げられるように頑張ってみる。

■ 問題の形式、時間配分の把握
問題の形式は原則変わりません。実際の試験当日の時間の節約にもなるので(その分問題を解く時間にあてることができます)
必ず過去問に何度も目を通して問題形式を頭に入れておきましょう。
また過去問を解く際はできる限り、実際の制限時間と同じ制限時間を用いて時間配分の感覚を身につけておくようにしましょう。

コツコツと学習を続けられている方にとっては特に”deleだから!’と気負う必要はありません。
ただ、普段の実力を余すところなく発揮できるよう^^3カ月間は試験の形式や特徴を把握することに重点を置いて学習するのがお勧めです。

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スペイン語ができると得する仕事その3:在日大使館勤務

これまでスペイン語ができると得する仕事をいくつか紹介させていただきましたが、
日本にいながらにして、”ほぼ海外勤務”である”在日大使館勤務”、はスペイン語の語学能力が最も問われる仕事の一つといえます。

実際、大使館内は治外法権であり、職員も本国から派遣されてきた方がほとんど。仕事の進め方なども極めて本国のやり方に近く仕事で使われるのはその国の言葉のみという場合が多いようです。なので採用条件としては、当該する国の母国語となる言葉の高い語学力が求められます。

在日大使館、というと普段生活している上ではあまりお世話になることがないので
(入国や留学などの長期滞在の際にビザが必要な場合、手続きでお世話になるくらいかと…)
実際どんな業務を行っているのか若干イメージはわきにくいかも知れませんが、
在日大使や公使付きの秘書や通訳などのスタッフのほか、管理部や政治部、大使館の規模によっては広報部、文化部、商務部など、さまざまな部署があり、派遣されてくる外交官に日本の情報を伝えたり、その国の文化を日本に紹介することが主な業務となります。
概して、その国と日本と友好・信頼関係の構築に貢献する仕事といえるかと思います。

なぜスペイン語が在日大使館勤務に有利かというと、ほかの言語に比べるとスペイン語を公用語(母国語)としている国が圧倒的に多いため。

スペイン語を母国語としている国、つまり在日大使館でスペイン語が公用語になっている国は約20カ国。
日本と比較的関係が強いメキシコなどは大使館以外にも商工会議所なども存在するようです。またスペインなどはスペイン政府観光局のオフィスが日本にも存在しています。

まず高いスペイン語の語学力は業務を遂行する上では必須。そのうえで各業務に応じた職務経験や専門性が求められる場合がほとんどで
採用は中途採用という形式が多いようです。ここでも”英語に比べて圧倒的に学習者が少なく、堪能な人も少ないスペイン語”が話せると
かなり採用の上で有利になるはずです。

即戦力が求められるため、不定期に求人募集を出し、職務経験のある中途採用で一定期間契約という採用方法が一般的。さらに、自身の強みとなるスキル・経験を持っていると有利です。(あえて言えば会話程度の英語ができることもプラスのようです。)

求人は、ポストに空きが出た場合大使館のホームページで募集される場合がほとんどなので、勤務希望の大使館などがあれば定期的に求人情報をチェックするとよいかも知れません。

他の言語に比べると、対象となる大使館の数も多く求人数も多いことが予想されるので、(かつ、スペイン語をマスターしている人数は英語などに比べるとずっと少ないです)チャンスの確率は比較的高め。

スペイン語、ラテン文化にどっぷりつかった仕事をやってみたい!でも海外就職は少しハードルが高そう・・・という方にはぴったりのお仕事です。

”スペイン語を使って働く”はそんなに難しくない、実際求められるレベルとは?

前回の記事で”スペイン語ができると得する仕事”のひとつを紹介させていただきましたが、
実際のところ、”どれくらいのレベルのスペイン語が求められるのか”は職種などによっても異なってきます。

具体的に、スペイン語ができる求人が掲載されているセルバンテス文化センターの求人・採用情報
で情報収集をしてみました。

http://tokio.cervantes.es/jp/job_board.htm

求人情報で”求められるスペイン語のレベル”に関して要約すると

-通訳業務を兼務する場合は求められるレベルはB1/B2。
-通訳業務のない場合はスペイン語圏の現地採用でもA2から可能。
-日本勤務の日系商社だとA1から応募できる仕事もある。

”A1レベル(入門-初心者レベル)”は”日常生活の簡単なコミュニケーションができる”レベル。
レッスンを続けていれば、一年間がんばれば到達できるレベルかと思います。

一年間?短すぎないか?と思われるかも知れませんが…
スペイン語は文法は若干英語に比べると活用が多かったりするものの、
単語の発音はそのままローマ字読みなので
いちいち英語や他の言語のようにひとつひとつ単語の発音を覚える必要がない!(これ大きいです)
また発音も基本的には日本語と同じなので(Rなどの数個の特殊な文字を除いて)
他の言語に比べると日本人にとっては修得しやすい言語なのです。

ちなみに実際、受講生でまったくゼロから始め通常コースで学び一年半でDELEA1に合格なさった方がいらっしゃいます。(DELEA1 はDELEの中では一番やさしいレベルですが、スペイン語検定だと5-4級に
相当し、必ずしも難易度が低い試験ではないです。)

スペイン語圏における採用でもA2(初中級)レベルで大丈夫というのは
おそらくスペイン語を習得している人が少ないことを前提の上で、業務をこなしながら学べば大丈夫ということかと思います。

概して ”スペイン語を使う求人”は英語に比べると話せる人が少ないため、求められるレベルはそれほど高くないようです。

なので、”語学力にはあまり自身がないけれども国際的な仕事がしたい”
という方にとっては、チャンスかも!?(や、チャンスですね!)

今は全くできなくても、
スペイン語を一年間頑張って、スペイン語を使って仕事をするのも夢じゃない^^。

ということで暑さに負けず、頑張りましょう^_-☆

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スペイン語を使って地元を応援!?特区通訳案内士

先だって触れさせていただいた
スペイン語が使える国家資格”通訳案内士”
スペイン語の資格保持者はまだまだ少ないため
”即戦力”になれる可能性が高い資格ではあるのですが、

試験そのものの難易度がかなり高いこと、
試験が年に一回しか行われないこと加えて、

必須科目である”口述試験”がスペイン語に関しては
受験することができるのは東京近郊のみ。
関東以外の受験希望者の方にとっては
若干不利な状況ではあります。
(逆をとれば、首都圏以外の資格保持者にとっては
かなり有利な状況であるといえるかと思います)

そのため合格者が首都圏内に集中し過ぎている
という問題も生じてきておるようで、
解決策として政府によって”特区”に認定された自治体で
特区通訳案内士”という制度が設けられています。

この特区内で活動することができる特区通訳案内士は、
それぞれの自治体で資格の規定や試験内容などが定められ
有償でガイドができるのも該当する特区のみとなりますが、
通訳案内士の資格ほどの難易度ではありません。

将来的に通訳案内士の資格をとることを視野に入れたうえでの
ステップとしてもちょうど
ちょうどよい資格かと思います。

ちなみに日本国内で”特区”として指定されている地区は以下の通りです。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/sogotoc/pdf/sogotoc_gaiyo.pdf

特区通訳案内士になるためにも語学力はもちろん必要ですが、
求められるレベルは
国家試験である通訳案内士よりはかなり低めであると言えます。

たとえば京都市の特区通訳案内士の場合、
英語で”TOEIC730点、英検準一級”となっています。

(京都ではスペイン語の募集は現時点ではありませんが
DELEのレベルですとB1からB2レベルに相当するかと思います。)

初心者の方でも”現実味を持って(笑)目標にできるレベル”
の語学力かと思います。

参考までに、京都市の特区通訳案内士の募集要項です。
これまでは英語・中国語のみでしたが、
平成28年度よりフランス語が加わっています。
次はスペイン語!^0^/

http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000191255.html

受験形式も 国家試験の”通訳案内士”と異なり、
まず研修が行われその後に試験という形式をとるところが多く
その意味でも修得しやすい資格であるといえるかと思います。

現時点ではそれぞれの特区により募集の言語が異なり、
スペイン語を募集しているところはまだまだ少ないようですが

自治体ごとの活動であるので、
担当の公的機関などへ問い合わせなどによって
募集してもらえる可能性もあるかと思います。
(スペイン語で街の案内がきちんとできるガイドがいることは
スペイン語ネイティブにとっても心強いですし^^)

しかしながら…
英語、中国語の次に世界で話されている言葉であり
(確かスペイン語ネイティブの数が中国語についで世界2番目だったはず・・・)
アメリカの大都市ではほぼ”公用語”と認識されつつあるスペイン語…
にもかかわらずまだまだ日本語では”マイナーな言語”であることを痛感。

ただその分これからまだまだ伸びしろもある!
ということで、もりあげていきましょう♪

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スペイン語通訳案内士: 旅好きなら、DELEの次に狙うべき資格はこれ!

ここ数年、注目されることが多くなったような気がする”インバウンド”という言葉。
円安のせいでしょうか、以前よりも日本に帰ると観光客が増えているように思いました。
東京オリンピックが近づいているせいもあるのかもしれません。

外国から訪れる人が増えて、需要が増えるのが、彼らの言葉で日本の案内をするスキルをもつ”通訳ガイド”。
有償で行うためには”通訳案内士”の国家試験に合格し正式に登録をする必要があります。

日本政府観光局 の通訳案内士のサイトによれば

通訳案内士(通訳ガイド)は、単に語学力が優秀であるだけでなく、日本の地理、日本の歴史、さらに産業、経済、政治および文化といった分野に至る幅広い知識、教養を持って日本を紹介するという重要な役割を負っています。外国人旅行者に日本の良い印象を持って帰ってもらうことは、正しい日本理解の第一歩となり、通訳案内士(通訳ガイド)の仕事は、“民間外交官”とも言える国際親善の一翼を担うやりがいのある仕事です。

試験は難しそうですが、語学も生かすことができ、外国の文化にも触れることができる楽しそうな仕事ですね^^。

通訳案内士になるための試験は筆記試験(外国語/日本の一般常識)と口述試験があります。
外国語の筆記試験は該当する検定などの資格保持者は免除されるのですが、
そのためにはTOEICで840点、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語すべてにおいて実務検定試験の一級(最上級)の合格が求められるのでかなりレベルが高いといえます。

DELEは現時点では、筆記試験免除の対象にはなっていませんが、スペインの文部省によって認められている公的かつ国際的な効力を持つ資格なので、近い将来B2/C1レベルを保持している場合は免除されるようになるかもしれませんね。

資格保持者のうち約70%は英語ということで、需要としては現時点ではアジアの言語が大きいようですが、
スペイン語は英語、中国語の次に世界で話されている言語。
2014年から2015年にかけてのスペインから日本を訪れる観光客の数は30%の伸び、
過去3年間の伸び率は、中国をはじめとするアジア諸国についで6位、ヨーロッパ内ではトップです。
(日本観光局のデータ参照)

合格率はスペイン語に関しては20%前後と難易度はやや高めではあるものの、
英語に比べると保持者の数はずっと少ないですしこれから需要が見込める資格であると思います。

通訳案内士は一度修得すると、一生通用する実用的な国家資格ですので
旅好き、そしてDELEでスペイン語を極めたら、次のステップアップとしてぜひお勧めしたい資格です。

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スペイン語学習はアンチエイジングにも効果あり!?

スペイン語を習い続けても、あまり使うことがないし・・・と、挫折しそうになったことは一度は誰でも経験があるかと思います。
でもそれを乗り越え、継続しすることによって、うれしい副作用も!?

■ 外国語を学ぶことによって脳が活性化

スペイン語をはじめとして外国語を継続して学ぶことは、どうも老化防止やアンチジングにも効果があるらしいのです。

かねてから、バイリンガルの人は認知症の発症を遅らせることができ、一つの言語しか話さない人と比べると人よりも4~5年長寿であるという研究結果が世界の脳科学・脳神経学研究者により相次いで発表されています。

具体的には、カナダのヨーク大学が行った研究で、アルツハイマー病と診断された人の脳をスキャンしてみたところ、母国語しか話さない人とバイリンガルの人では、病気の進行速度に違いがあることが判明。
バイリンガルの人は脳の萎縮が大きくとも、脳の働きそのものは一カ国語しか話さない人と同じだったそうです。
これは、バイリンガルの人の脳が2つの違う言葉を言語を操る訓練を受けることにより、そうでない人に比べ認知能力が増大していることに起因しており、”一つ以上の言語を使用すること”はアルツハイマー病だけでなく一般的な老化防止にも役立つと考えらています。

そしてこの脳の活動は完全なバイリンガルに限ってのことではなく、成人してからの外国語の習得においても、2つの言語の切り替えによる頭の訓練を長い間続けることが脳を活性化し認知能力を高め認知症の予防に効果があることを証明する研究もあるそうです。

■ 日本人がスペイン語を勉強するとさらに若返り効果が!?

日本人にとってスペイン語やフランス語、ドイツ語など、系統の異なる言語を習得することは、例えば英語圏の人がスペイン語を習得することと比較し学習の過程で脳により負荷が掛かる活動であるといえるはずです。

さらに、母国語以外の言語を使用することは外国語の習得、異文化の理解、自分の文化とは異なる規則に基づいたコミュニケーション能力などを一度に駆使するということ。
脳にとっては難易度の高いクロスワードパズルを解いているように刺激的です。

一つの言語を習得するプロセスは、学んでも学んでも新しい単語、未知の表現との出会いがあり、根気がいる作業ではありますが、別の見方をすれば、常に新しい知識を得るチャンスを提供してるまさに”脳のアンチジング”。

”使う場所がない”なんていわず、”健康維持(笑)”の一環として、ぜひ毎日の習慣として取り入れてくださいね*-☆

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スペイン語学習、脱マンネリはコレが効く!?

語学修得の第一難関、”継続”
をなんとか乗り越えると、

次にやってくる難関は
”惰性”ではないかと・・・。

なんとなくつづけられているけれど
上達を感じられない、

レベルアップにはなにをすればいいかわからない。

ある程度スペイン語をマスターすると
そんな風に感じられ

”ちょっとくらいサボってもいいかな・・”
の悪魔のささやきが・・・(苦笑)

”継続すること”は
習慣化するのはなかなか大変なのですが
いったん中断してしまうとずるずると引きづってしまい

せっかくの今までの努力が無駄になってしまいます。

そんな”マンネリ化”を乗り越えるには・・

まず一番のお勧め

■ DELEを受ける!

DELEははっきりいって難易度が高いです。
一番易しいとされるA1レベルでも、
”スペイン語で簡単な日常会話ができる”レベル
が求められます。
(↑|言うは易し、ですが
”簡単な日常会話ができる”レベルに到達するのは
はっきり言って簡単ではありません)

合否に関係なく
自分には少し難しいかな”
と思えることにチャレンジすることで
スペイン語の筋肉は思いっきり鍛えられます。

おまけに、受験料、テキストどれも高い(苦笑)

なので、申し込んだら、
”無駄にするのはもったいなくて勉強をせざるを得ない”
状況に追い込むことができます(笑)

スペイン語学習にメリハリをつけ上達するためには
一番効果的な方法です。

■ 教材を新調してみる。

普段レッスンで使用している教材とは別で
独学でおさらいやまとめなどができる教材を
新調してみると普段のレッスンで”点”だった
知識が”線”になって、
”あ!そうか”の新しい発見が^^

以下いくつかお勧め教材を紹介させていただきますね。

初心者向け

■はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)

http://goo.gl/V2gYX7

文法の背景知識を丁寧に説明してくれる新書タイプの
書籍です。
”なぜ”で行きづまっている初心者の方におすすめです。

■やさしく読めるスペイン語の昔話

http://goo.gl/62gLNB

■続 やさしく読めるスペイン語の昔話

http://goo.gl/YjqeAY

スペイン語を読む練習を始めたい方にお勧めです。
日本語訳が併記されていたり、語句や表現のまとめも
各ページ毎にまとめられていて
スペイン語の読解入門にぴったりです。

初心者の方は”スペイン語で小説を読む”
優越感にひたれます^_-☆

■極める! スペイン語の接続法ドリル
http://goo.gl/4Hl3o3

接続法をマスターしたい人に、ドリル形式なので
ゲーム感覚で進められるかも?!

■ときには違う講師とレッスンを

毎回同じ講師でレッスンをなさっている方は
時には講師を変えてみる、のも
メリハリをつけるのに効果あり、です。

それぞれ出身地もいろいろな経験を持っている
講師たちですので(そしてキャラも多様 (笑)
講師ごとに違った話しが聞けたりして
興味深いはず。

”講師を変えるとレッスンがスムーズに進まないのでは・・”
と心配なさる方もいらっしゃるかもしれませんが

事前にレッスンのページを伝えていただければ
対応させていただきますし、

モチベーションが下がってるかな・・・
と感じた時は

あせらず、まずは”レッスンを楽しむ”
の基本に戻ることも大切だと思うので
一回くらいは大脱線して(笑)

いろいろとスペインのネタを講師たちから
仕入れていただければと思います^^

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バルスは”Balse”、あのアニメ、スペイン語では?

1986年に上映された宮崎駿監督による
”天空の城ラピュタ”

先日、上映から30周年、
15回目のテレビでの再放送があったようで
スペインでもテレビでやってくれないかな
…とうらやましく思っておりました^^。

スペインでも日本のアニメ、マンガは大人気。
ハイジやマルコ、キャプテン翼を見て育ったスペイン人は多いです。
(ちなみにバルセロナでは
ドラえもんがカタラン語を話しています・・・)

なかでも宮崎監督,スタジオジブリの作品は、
ほぼ毎年スペインのシッチェスの’ファンタスティック映画祭”
に招待作品として招致されています。
(何度かオープニングを飾ったこともあります)

スペイン各地の映画館でも上映されるので
スペイン人にもなじみが深い映画も多いかと思います。

ただ、当然のことながら、タイトルもスペイン語で
意訳/語呂合わせ されているので、
話題に上ってもピンとことない場合も。

先日も、ジブリの作品ではないのですが
”進撃の巨人”の話しになり、似ても似つかぬタイトルに
といわれて????となってしまいました・・・
スペイン語のタイトルは”Ataque de los titanos”だそうです。
(確かにそういえばそう・・ですね)

半分興味本位もあり(笑)ジブリ作品のスペイン語タイトル
を調べて見ました。

日本の話題になると、尋ねられることも多いので
参考になればと思います^^。
(ちなみにタイトルはスペインで使用されているものです)

■ 天空の城ラピュタ
El castillo en el cielo

■ 千と千尋の神隠し
”El viaje de chihiro”

■ もののけ姫
”Princesa Mononoke”

■ ハウルの動く城 
”El castillo ambulante”

■ 隣のトトロ
”Totoro, el vecino”

■ 風立ちぬ
”El viento se levanta”

■ 魔女の宅急便
Nicky , el aprendiz de la bruja

■ 崖の上のポニョ
Ponyo en el acantilado

日本語のタイトルに忠実なもの、
意訳になっているもの、それぞれのようで、

”神隠し”などは日本特有の概念なので
スペイン語には訳せなかったのかもしれません。

ちなみに”トトロ”はスペインでもファンが多く
トトロの主題歌はスペイン語にもなっています^^


(歌詞つきなので、聞き取りの練習にもどうぞ!)