スペイン語と日本語で共通することわざ

日本語では日常会話にもよく登場することわざ。もちろんスペイン語にも”ことわざ( los proverbios )”は存在します。
スペインでも思わずことわざにしたくなるような同じようなシチュエーションがよくあるから?でしょうか、
意外と日本で使われているのと全く同じ意味で使われていることわざがたくさんあります。
会話に取り入れると、スペイン語がワンランクアップ!?

負けるが勝ち(直訳 Perder es ganar)
スペイン語バージョン: una retirada a tiempo es una victoria.

十人十色 (直訳 Diez personas, diez colores
スペイン語バージョン:para gustos los colores.

猿も木から落ちる (直訳 Incluso los monos se caen de los árboles
スペイン語バージョン: Hasta el mejor escribano echa un borrón

塵も積もれば山となる (直訳 Si se amontona, hasta el polvo puede acabar formando una montaña
スペイン語バージョン:la unión hace la fuerza.

油断大敵 (直訳 El descuido es un gran enemigo
スペイン語バージョン: Hombre precavido vale por dos.

案ずるより産むが易し(直訳 Dar a luz a un bebé es más simple que preocuparse por ello
スペイン語バージョン: El miedo es mayor que el verdadero peligro de la situación.

憎まれっ子世にはばかる
(直訳 El niño malo dominará el mundo
スペイン語バージョン:Hierba mala nunca muere.

割(わ)れ鍋にとじ蓋 (直訳 A cacerola rajada, tapa rota.
スペイン語バージョン: Cada oveja con su pareja.

楽あれば苦あり(直訳 hay placer, hay dolor.
スペイン語バージョン: Debajo de la miel hay hiel. No hay rosas sin espinas.

蛙の子は蛙 (直訳 El hijo de la rana es un renacuajo.
スペイン語バージョン: De tal palo tal astilla.

待てば海路の日和あり(直訳 Si uno espera, encuentra el día idóneo para navegar.
スペイン語バージョン: Con paciencia se gana el cielo.

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よく使うのにどうやってもスペイン語にできない10の日本語

文化の違いから、もともとの意味をうまく訳することができない表現は意外と多いです。

その中でも日本の日常生活では頻繁に使われるにも関わらず
スペイン語ではしっくりくる訳が見つからずなんとなく”もやもや”の残ってしまう
日本語表現を選んでみました。

おそらくその言葉にもっともと近いだろうと思われるスペイン語訳も付けておきましたので
ご参考にどうぞ!

■ いただきます/ごちそうさま
日本では食事の前に欠かせない表現ですが、スペインではとくに食事の前のフレーズは存在しません。
あえていえば”Buen provecho!”。ただ実際のところ”食べ物が食べた人にとって栄養になりますように!”のいみなので
自然の恵や生産者に感謝する”いただきます”とは逆の意味に近いともいえます。

■ おつかれさまです/御苦労さまです
日本の職場では仕事を上がるときには欠かせない表現ですが、スペインには仕事を終えたあと習慣的に使う表現はとくにありません。
”お疲れ様””御苦労さま”を翻訳するとすれば”Gracias por el trabajo”が一番近いかと思います。

■ よろしくおねがいします。
初対面の場でのあいさつとしてはスペイン語では”Encantada/o(お会いできてうれしい)”。仕事などを依頼するときにのフレーズとしては
”Gracias de antemano(先にお礼を述べておきます)が近い表現にあたるかと思います。

■ ただいま/おかえりなさい
“ただいま”は”Ya estoy aqui””Ya estoy”これらは家に到着したときに限らず使用できる表現です。また”おかえりなさい”は、若干こじつけにはなってしまいますが”Me alegro de verte!(あなたにあえて嬉しい!)が近い表現かもしれません。

■ おじゃまします/お世話になります。
かなり日本的な”謙遜”の意を表す表現なので、該当する訳がなかなか見つけにくいのですが、もっとも近いのが”Gracias por invitar/Gracias por la invitacion(招待してくれてありがとう)”

■ がんばる
もっともちかい表現でいえば”努力をする(Esforzar/Hacer esfuerzo)。ただ頑張るの持つ”自分のできる限りの能力を使ってなにかに一生懸命取り組む”的なニュアンスをもった表現いまだスペイン語では出会ったことがありません^^;
ちなみに”頑張れ”は”Animo!(直訳すると”元気を出して!)”になります。

■ しょうがない
これもかなり日常会話でよくつかわれる表現です。あえて、スペイン語で近い表現は、状況にもよりますが
”Ni modo(方法がない)” “No se puede hacer nada(これ以上何もできない)””No se puede evitar(それは避けられない)”

普段何気なく使っている表現ですが、翻訳できない理由がほとんどの場合”日本の文化に特徴的な考え方に基づいたものであるから”。
外国語を通して見える日本語、なかなか興味深いですね^_-☆

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スペイン語の世界征服はこれから!?ネイティブの数は世界で2番目に。

習得すべき外国語といえばまずは”英語”、
その次は日本だと距離的な近さやビジネス上でのつながりもあり
”中国語”あたりでしょうか・・・。

ただ実際のところ、数の上でみるとこれから”注目すべき”はスペイン語(と宣伝宣伝(笑)
2015年の時点でスペイン語を母国語としている人たちは英語を母国語としている人たちよりも多く
(インスティチュート・セルバンテス調べ)中国語についで世界2番目だそうです。
数にすると495000000 世界の総人口の6.7%がスペイン語を母国語としています。
2030年にはその数が535000000に達し7.5%までに増えると予想されています。

特にスペイン語を話す人口の増加が激しいのがアメリカ合衆国。
アメリカでは現時点では人口の3.3%がスペイン語ネイティブですが、
2050年には、その人口の30%がスペイン語ネイティブとなり(人口の約3人に一人)
現在の一位のメキシコや2位のコロンビアを抜いて、”スペイン語人口が最も多い国”になるそうです。
(ちなみにスペインは3位です。)
そのころには世界の全人口の10%がスペイン語を話している計算になります。

確かにまだまだ国際的影響力という点では英語にはかなり劣る部分があることは否めませんが
スペイン語で注目されるべきは、”その使用の成長率”です。

たとえばインターネットにでは2000年から2012年の間にスペイン語で作成されているウェブサイトの数は1131%の増加。
SNSでは、フェイスブックにおいて英語の次に使用されている言語で2010年から毎年133%の割合でスペイン語ユーザーが増えているそうです。
(中国語は政府の統制によってこれらのSNSが使えないため中国語でのユーザー数はかなり少なくなっています。)

おそらく”国際公用語”としての英語の役割は維持されるかとは思いますが、マーケットの大きさ、成長率から
これからさらにビジネスにおいてもスペイン語の重要度が高まってくることが予想されます。

じわじわと世界を征服しつつあるスペイン語…
英語のと同じくスペイン語が”義務教育化”される日も近い?!
個人的には最近英語がさびつきがちなので(苦笑)、せめてスペイン語がもっとたくさんの場所で”公用語”となるといいなとは思っているのですが、少なくともアメリカでは英語が話せずともスペイン語が話せれば大丈夫…になりそうですね(^^)

なによりもまだ日本ではマイナーなスペイン語を学んでいらっしゃるみなさんの”先見の明”はさすが、ということで
あとはしっかりレッスンに励みスペイン語をマスターして世界征服に臨みましょう♪

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おなじみの言葉もいよいよスペイン語に?RAEに追加された20の新しい言葉

同じ言語でも使われる場所や時代によって、新しい言葉が生まれたり、使われない言葉が出てきたり、と絶えず変化していくものです。
特にスペイン語は、世界20カ国以上で公用語として使われている言葉なので、他の言語より変化の影響を受けやすい傾向にあるかも知れません。

スペイン語のある一定の統一性と規則性を維持するための役割を果たす機関として設立されたのがマドリッドに本部をもちスペイン語が公用語となっている21カ国々に支部をもつ”Real Academia Espanyola”。(略称はRAE)
Diccionario de la lengua española
そしてRAEがその設立直後18世紀後半から改訂を続けている、”正しいスペイン語”のガイドラインとなるのが”Diccionario de la Real Academia Española (DRAE)”です。もっとも新しいものは2014年に改訂された23版となります。

最新版に加えられた単語、時代を反映?しているものが多く、日本語ではすっかりおなじみの単語もいよいよスペイン語に?
いくつか紹介させていただきますね。

Bloguero, ra: ブロガ-、ブログを管理している人

Chat: 英語に由来をもつ二人から複数の人間がおしゃべりをすること

Espanglish: アメリカの特定の地域でよく使用される、スペイン語と英語を混ぜたような話し方。

Euroescepticismo: EU(ヨーロッパ共同体)の政治的な計画や予定を信用しないこと

Friki: エキセントリック、変わった人のこと

Manga: 暴力やエロティシズムをテーマにした日本のコミックのこと
(どんな言われよう…^^;)

Birra. :ビール(Cerveza)の口語

Dron. (Del ingl. drone). ドローン

Pilates. :ピラティス

Red. […]. ~ social :多くの人とのコンタクトを可能にするディジタルプラットフォームのこと。

Tuit: ”Tweet”ソーシャルネットワークである”ツイッター”を通して送られるメッセージのこと。

Tuitear. :ツイッターを通じてコミュニケーションをすること

Wifi:無線インターネット通信

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スペイン語会話を流暢に聞こえさせる13の”ジョーカー”フレーズ

その言葉自体は重要な意味を持たないけれど、会話をスムーズにしてくれる潤滑油的な役割をしてくれる”つなぎ”のフレーズ。
どの言語にも存在するものですが、スペイン語では”Comodin(直訳すればワイルドカード、トランプの”ジョーカー”)と呼ばれ本当に色々な種類のものがあります。中でも比較的覚えやすく、よく使用されるものをピックアップしてみました。

使用される際の主な意味も添えてみましたが、
”ジョーカー”と呼ばれるだけのこともあり実際のところ通常の単語と異なり、文脈によって意味が変わる場合がほとんどです。
それゆえに単語そのものは覚えるのが簡単でも、使用方法をマスターするのが難しい一面も。
使い方を覚えるにはたくさんの生きた会話を聞くのが一番です。

適度に使用すると、会話にこなれた感じが加わり、話相手にも”この人なかなか話せる”と思ってもらえるはず(笑)
あくまでも”カジュアル”なフレーズであるので多用すると会話が意味のないものに聞こえてしまいがちになるという逆効果的な
一面もあるので若干注意です^^;。

1) Por otra parte/ por otro lado, :一方、一方では

2)Por supuesto, ;もちろん

3) Desde luego, :結局、やっぱり、

4) Claro, :やっぱり、もちろん

5) O sea, :おそらく、あるいは、っていうことは

6) Hombre/tío, no me gustaría correr ese riesgo.:感嘆詞、掛け声的に使われる言葉(男性に対しての場合が多い)

7) Mujer/tía… ¡no es para tanto!:感嘆詞、掛け声的に使われる言葉(女性に対しての場合が多い)

8) Bien:(肯定的なつなぎ)

7) Vale;相槌(わかった。了解)

9) Oye:ちょっとちょっと(掛け声)

10) Digo yo:思うに、だよね?(語尾につける場合)

11) Es decir:つまり、結局、やっぱり

12) ¡Guay! :もとは”すごい’の意味だけれど相槌の代わりとしても使われることがある

追記:
特に近年、比較的若い人たちの間で、tío/tíaを相手の名前を呼ぶ代わりに使われることが多いのですが、かなりカジュアルなので
使用は控えたほうがよいかも知れません…。(年齢が上がるほど教育レベルの高い人はあまり使わない印象があります。)

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がんばれニッポン!オリンピックのスペイン語(上級編)

8月5日からブラジル、リオデジャネイロで絶賛開催中の2016年度オリンピック。
日本は順調に獲得メダル数を伸ばし大健闘中のようで、嬉しい限りです。

オリンピックで登場する国名の中には、”オリンピックのときにしかおめにかからない”ようなものもあり…
これは言語かわれど、スペイン語でも同じです。

日本語では基本的に”国名+人”をつければ国籍を表現することができるので、比較的簡単ですが
スペイン語でgentilicios (主に、属性国籍などを表すための形容詞)やtopónimos (トポニーム、地名、地名に由来する名前)
とよばれるこれらの表現はネイティブでも”正確な表現がはっきりわからない”ということがよくあるようです。

今回は中でも”ネイティブもよく間違える”国籍表現をまとめてみました。

■ Brazil (ブラジル): ”ブラジル人”を意味する単語としてbrasileño と brasilero の両方が文法的に正しいと認められています。どちらかといえば南米では brasilero がよくつかわれるようです。

■ Estados Unidos(アメリカ合衆国);文法的にもっとも適切な表現はestadounidenseです。ただスペイン語汎用辞典ではestadunidense,という綴りも正しいと認められています。また別の言い方としてnorteamericanoが使われることもありますがこの場合は、カナダ人、メキシコ人も含みます。時々使用されるamericano/americaは文法的には正しい単語ではないそうです。

■ Gran Bretaña(英国):Gran Bretañaは正確には北アイルランドを除いた地域の名称となりますが、国籍の名称は北アイルランドも含めbritánicoとなります。

■ India(インド): hindúが用いられることもあるようですが、推薦されるのはindioという形容詞です。ただhindúも必ずしも間違いではなくインドのみならず、インドを含むパキスタン、バングラディシュ、スリランカなどの”Indostán”と呼ばれる地区の形容詞として一般的に使用されます。

■ México/Méjico(メキシコ)
MéxicoとMéjicoどちらの綴りも文法的には正しいそうです。ただスペイン語汎用辞典によれば”México”のほうがもともとの言語の由来に基づいたもので、本来の発音に近いものだそうです。

■ Finlandia (フィンランド)
Finés / finlandésが”フィンランド人”という意味で用いられることがあるようですが、正しくはfinlandésは”フィンランド人”、”Finés” はフィンランド語を意味します。

これはひとつひとつ覚えるしかなくなかなかややこしいのですが・・・・初心者の方はまずは国籍を説明するときは
” de (国名)”
たとえば

“el chico de brazil”(ブラジル人の男の子)
”La gente de Estados unidos”(アメリカの人々)

の表現で乗り切り(笑)、
ネイティブでも間違えることが多い表現なので上級者の人は徐々にマスターしていきましょう^^

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間もなく開催!オリンピックのスペイン語

2016年8月5日から8月21日までブラジルのリオデジャネイロで行われるオリンピック大会(Juegos Olimpicos).
南米大陸では史上初めてのオリンピックの開催だそうです。

2016年の大会の次に控えるのは東京オリンピック!
スペイン語圏からもたくさんの人が訪れることが予想されます。
もしものときにそなえて!?スペイン語でもオリンピックを少しでも説明できるよう

せっかくのチャンスなので間もなく始まるオリンピック、テレビを見ながら、
それぞれの競技名をおさらいしてみましょう^^

少しでもお役にたてばと、これまで日本の獲得メダル数の多い競技名の
スペイン語リストを作成してみましたので、まずはこちらからマスター!

柔道 Judo (日本語から派生した言葉なので、柔道はそのまま”Judo”です)
体操 Gimnasia
レスリング Lucha
競泳 Natacion
陸上 Atletismo
バレーボール Voleibol
ウェイトリフティング Halterofila
ボクシング Boxeo
射撃 Tiro
ソフトボール Sóftbol(bola suave)
馬術 Hípica

シンクロナイズドスイミング Natacion sincronizada
アチェリー Tiro con arco
テニス Tenis

さて今年は日本チーム、メダルをいくつ獲得できるか楽しみですね!
時差の関係で放送が深夜になってしまうことも?寝不足注意で日本チームを応援したいものです^_-☆

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Spanish is different !スペイン語はやっぱり世界一”お花畑”ハッピーな言語だった!?

以前にもブログの記事で触れさせていただきましたが、

『スペイン語を話すと幸せになる!?』

スペイン語を話すと幸せになる!?

さらにこの事実を裏付ける調査が
スマホのチャットアプリのViberによって行われました。

全世界のユーザーを対象にした調査結果によれば、
スペインのユーザーはほかのどの国のユーザよりも頻繁にパートナー(恋人や家族)に
ハートやキスマークなど絵文字スタンプを使って
愛情表現のメッセージを送っていたそうです。
”ロマンチック”としてしられるフランス人やイタリア人よりも多かったそう。

スペイン語を話しているから頭の中がお花畑ハッピーになってしまうのか(苦笑)
それともスペイン人の頭の中がお花畑ハッピーだからスペイン語もこんな風に使われてしまうのか・・・。

おそらく

”ポジティブな言葉を多く発して、耳にしているか性格も自然と楽天的になる”
そして”楽天的な性格だがら感情表現もハッピーなものが多くなる”
という良?循環なのかなと思います。
(ま、若干”楽天的すぎる”傾向はありなことは否めませんが・・^^;)

ということで、
少し気分が落ち込んだ時はぜひレッスンで
”スペイン語モード”に切り換えてください!
効果は実証ずみですね^^
(レッスンの新しい活用法?!)

スペイン人が自分たちをネタにするときによく使う”Spain is Different”
というフレーズ

ツイッターやフェイスブックなどのにはハッシュタグも登場し

”#spainisdifferent”
主に自虐ネタが飛び交っているようですが^^;

スペインで話されている言語に関しては
話していれば性格まで明るくなる?!で
”Spanish is different”, 
なのかもしれませんね。(^_-)☆

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スペイン語学習はアンチエイジングにも効果あり!?

スペイン語を習い続けても、あまり使うことがないし・・・と、挫折しそうになったことは一度は誰でも経験があるかと思います。
でもそれを乗り越え、継続しすることによって、うれしい副作用も!?

■ 外国語を学ぶことによって脳が活性化

スペイン語をはじめとして外国語を継続して学ぶことは、どうも老化防止やアンチジングにも効果があるらしいのです。

かねてから、バイリンガルの人は認知症の発症を遅らせることができ、一つの言語しか話さない人と比べると人よりも4~5年長寿であるという研究結果が世界の脳科学・脳神経学研究者により相次いで発表されています。

具体的には、カナダのヨーク大学が行った研究で、アルツハイマー病と診断された人の脳をスキャンしてみたところ、母国語しか話さない人とバイリンガルの人では、病気の進行速度に違いがあることが判明。
バイリンガルの人は脳の萎縮が大きくとも、脳の働きそのものは一カ国語しか話さない人と同じだったそうです。
これは、バイリンガルの人の脳が2つの違う言葉を言語を操る訓練を受けることにより、そうでない人に比べ認知能力が増大していることに起因しており、”一つ以上の言語を使用すること”はアルツハイマー病だけでなく一般的な老化防止にも役立つと考えらています。

そしてこの脳の活動は完全なバイリンガルに限ってのことではなく、成人してからの外国語の習得においても、2つの言語の切り替えによる頭の訓練を長い間続けることが脳を活性化し認知能力を高め認知症の予防に効果があることを証明する研究もあるそうです。

■ 日本人がスペイン語を勉強するとさらに若返り効果が!?

日本人にとってスペイン語やフランス語、ドイツ語など、系統の異なる言語を習得することは、例えば英語圏の人がスペイン語を習得することと比較し学習の過程で脳により負荷が掛かる活動であるといえるはずです。

さらに、母国語以外の言語を使用することは外国語の習得、異文化の理解、自分の文化とは異なる規則に基づいたコミュニケーション能力などを一度に駆使するということ。
脳にとっては難易度の高いクロスワードパズルを解いているように刺激的です。

一つの言語を習得するプロセスは、学んでも学んでも新しい単語、未知の表現との出会いがあり、根気がいる作業ではありますが、別の見方をすれば、常に新しい知識を得るチャンスを提供してるまさに”脳のアンチジング”。

”使う場所がない”なんていわず、”健康維持(笑)”の一環として、ぜひ毎日の習慣として取り入れてくださいね*-☆

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バルスは”Balse”、あのアニメ、スペイン語では?

1986年に上映された宮崎駿監督による
”天空の城ラピュタ”

先日、上映から30周年、
15回目のテレビでの再放送があったようで
スペインでもテレビでやってくれないかな
…とうらやましく思っておりました^^。

スペインでも日本のアニメ、マンガは大人気。
ハイジやマルコ、キャプテン翼を見て育ったスペイン人は多いです。
(ちなみにバルセロナでは
ドラえもんがカタラン語を話しています・・・)

なかでも宮崎監督,スタジオジブリの作品は、
ほぼ毎年スペインのシッチェスの’ファンタスティック映画祭”
に招待作品として招致されています。
(何度かオープニングを飾ったこともあります)

スペイン各地の映画館でも上映されるので
スペイン人にもなじみが深い映画も多いかと思います。

ただ、当然のことながら、タイトルもスペイン語で
意訳/語呂合わせ されているので、
話題に上ってもピンとことない場合も。

先日も、ジブリの作品ではないのですが
”進撃の巨人”の話しになり、似ても似つかぬタイトルに
といわれて????となってしまいました・・・
スペイン語のタイトルは”Ataque de los titanos”だそうです。
(確かにそういえばそう・・ですね)

半分興味本位もあり(笑)ジブリ作品のスペイン語タイトル
を調べて見ました。

日本の話題になると、尋ねられることも多いので
参考になればと思います^^。
(ちなみにタイトルはスペインで使用されているものです)

■ 天空の城ラピュタ
El castillo en el cielo

■ 千と千尋の神隠し
”El viaje de chihiro”

■ もののけ姫
”Princesa Mononoke”

■ ハウルの動く城 
”El castillo ambulante”

■ 隣のトトロ
”Totoro, el vecino”

■ 風立ちぬ
”El viento se levanta”

■ 魔女の宅急便
Nicky , el aprendiz de la bruja

■ 崖の上のポニョ
Ponyo en el acantilado

日本語のタイトルに忠実なもの、
意訳になっているもの、それぞれのようで、

”神隠し”などは日本特有の概念なので
スペイン語には訳せなかったのかもしれません。

ちなみに”トトロ”はスペインでもファンが多く
トトロの主題歌はスペイン語にもなっています^^


(歌詞つきなので、聞き取りの練習にもどうぞ!)